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世界初の温室を南楊州に復元

 15世紀半ばの朝鮮時代、冬の野菜栽培に使用されていた温室が復元された。

 「世界初の科学営農温室復元事業委員会」(共同代表:徐英勳(ヨンフン))は1450年代に全循義(チョン・スンイ)が編纂した『山家要録』の冬節養菜の部分をもとに、1カ月間の工事を行い、朝鮮時代初期の温室を京畿(キョンギ)道・南楊州(ナムヤンジュ)市のソウル総合撮影所内に復元したと23日に明らかにした。

 復元された温室は広さが10坪程度で、正南向の最も低い方が50センチ、正北側の最も高い方が3メートルの傾斜型屋根で、日光を最大限取り入れることができる。屋根には韓紙を張った窓が並び、日光の通過率が45%以上で、韓紙には雨が降った時のために油を塗った。黄土で作られた温室の壁は40センチの厚さで、内壁にも油を塗った韓紙が貼られ、日光が室内でまんべんなく反射するようになっている。

 また、温室の床にはオンドルを敷き、その上を45センチの厚さの土で覆った。窯を使用してオンドルを暖め、温室の外壁に設置した2つの釜と繋がった丸い筒を通して水蒸気が中に入り、室内温度を15度以上に維持するようにした。温室の復元には黄土約60トンが使用され、窓の作成には無形文化財18号のチョ・チャンヒョン(64)さんなど、100人あまりが動員された。

 金栄鎮(キム・ヨンジン/72)人文社会研究会理事長は「『山家要録』に出て来る温室はこれまで世界初とされていた1619年ドイツ・ハイデルベルクの温室よりも少なくとも170年早い世界初のもの」であるとし、「今回の復元作業によって朝鮮王朝実録に出て来る冬の花の生産などに関する疑問点などが解消された」と述べた。

金準(キム・ジュン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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