就職浪人生ら「お先真っ暗」
就職まで数年間もかかる「就職浪人」が増えている。統計庁の調査結果、昨年末、失業者66万4000人中、20~30代が65.5%(43万5000人)を占めた。
特に、このような人々が失業者全体に占める割合は2000年57.2%、2001年62.7%、昨年65.5%と増加している。
潜在的な就職浪人であるといえる。就職に成功した若者達の中でも初めての職場に就職するまでにかかる期間は平均11カ月で、2年以上かかる場合も15%に達した。
しかも、今年は大企業だけでなく中小企業までが雇用を減らすと明らかにしている。
採用情報会社「ジョブリンク」が中小企業振興公団が指定した「有望中小企業」175社を対象に今年の採用計画を調査した結果、86%(151社)が「今年は採用の規模を昨年より減らす」か、「採用する計画がない」としている。
このような状態が続けば「出勤できるだけでいい」という就職浪人の願いが叶う見通しは今年も明るくないと見られている。
このような事情は地方に行く程更に悪くなっている。99年に釜山(プサン)大学を卒業した金某(女性/27)さんは企業の公開採用に80回以上落ちている。
履歴書を出しても金さんに戻ってくるのは「貴下のような人材を逃すのは残念だが」という書かれた脱落を通知する電子メールだけだった。面接会場には行くこともできずに終わった。
金さんは「釜山の代表的な大学出身であり、TOEIC850点、学校の成績3.7(4.5点満点)、情報処理技師・コンピューター活用能力などの資格5種、という程度の条件なので、選り好みさえしなければ就職はできると思った」と話す。
「合格した職場からは『もともと高卒者を採用する職種なので給料は1カ月に60万ウォン』と言われる。プライドもプライドだが正直言ってその給料では暮らしていけない」
シン某(31)さんは98年からテレビ局のアナウンサー公開採用を挑戦している。普通の会社に就職し、年を取ったら辞めるという現実が嫌で、「専門性」のある職業を手に入れるためだ。
しかし競争率があまりにも高かった。試験に10回落ちた今は「年齢制限」にひっかかり、試験を受けるのも今年で最後だという。
シンさんは「一緒に勉強して合格した友人がテレビに出ると他のチャンネルに変える」と話す。
外国語、各種の資格取得のような「就職準備」をすることができなかった国家試験準備生は「もう国家試験以外に道はない」とせっぱ詰まった思いに陥っている。
国家試験準備生は試験に落ちれば落ちる程、国家試験から抜け出すことができない「国家試験浪人」になっていく。
延世(ヨンセ)大学の金弄柱(キム・ノンジュ)就職担当官は「就職浪人が数年間職場を探すのにかかる費用は社会全体で見れば凄まじい浪費」とし、「最近のような状況の中ではアルバイトやパートタイムなどの実質的な経験を積み、未来に備えるという認識の転換が必要」と述べた。
李ビョンヒ韓国労働研究院・研究委員は「ほとんどの就職浪人は実際の自分の能力よりも高いレベルの就職先を探している」とし、「若者が好む情報通信分野の雇用を創出することや、大学教育の強化による労働市場との連携、中小企業勤労条件の改善などの措置が必要」と述べた。
金承範(キム・スンボム)記者
李錫雨(イ・ソグ)記者
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