メジャーの「日本ブーム」と韓国野球
米大リーグで日本野球ブームが起きている。「メイド・イン・ジャパン」は今や“金の卵を産むガチョウ”も同然だ。
FA宣言した松井稼頭央内野手は渡米する前からスターになった。米国メディアは連日、「松井争奪戦」を先を争って報道している。
こうした中、「ニューヨーク・デイリー・ニュース」は25日(以下韓国時間)、「ニューヨーク・ヤンキースが松井を二塁手に転向させ、デレク・ジーターと二遊間コンビを組ませるための最終調整を行っている」と報道した。
スポーツ専門局ESPNは同日、「ショッキングな輸入品」という見出しのトップ記事で松井をべた褒めした。「その気になれば30本塁打、打率3割5分、50盗塁は堅い選手」といった具合だ。
ここまではまだ我慢できる。
しかしその後、「新星たちの地」という見出しの記事で「未来の日本人FA選手ビッグ5」まで紹介しているのを見ると、うらやましさを通り越して妬ましくなってくる。
1位の松坂大輔(西武/投手)をはじめ、上原浩治(巨人/投手)、井川慶(阪神/投手)、福留孝介(中日/外野手)、二岡智宏(巨人/内野手)まで、FA権獲得まで4年以上もある選手たちに注目し、“青田買い”を促している有様だ。
韓国野球の実力が証明されていないという理由だけで、“国民的打者”李スンヨプのプライドが踏みにじられたのとは対照的だ。
もちろん、「朴賛浩(パク・チャンホ/テキサス・レンジャーズ)、金炳賢(キム・ビョンヒョン/ボストン・レッドソックス)の成功で韓国野球も認められたのではないか」と思う人もいるかもしれない。
だが米国人の目には、朴賛浩と金炳賢は若くして渡米し、マイナーリーグで切磋琢磨した“米国選手”と映る。“韓国人”ではあっても“韓国選手”ではないということだ。
韓国プロ野球から初めて大リーグに挑む李スンヨプの苦戦は「開拓者」ゆえの苦痛だと考えれば、少しは気が楽になるだろうか。
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