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「ロバート・キム事件」とは?

 「ロバート・キム事件」は8年前の1996年まで遡る。

 その年の9月24日、当時、米海軍の情報局に勤務していたロバート・キムさんはスパイ容疑で米連邦捜査局(FBI)に逮捕された。駐米韓国大使館の海軍武官だったペク・トンイル大領に米国の“国家機密”を漏らしたということだった。

 キムさんが伝達した情報は主に北朝鮮関連の高級情報だった。

 キムさんは翌年7月、米国の裁判所で「スパイ陰謀罪」などで懲役9年に3年の保護観察が宣告され、連邦刑務所に服役してきたが、昨年、7年6カ月に減刑された。来月27日に満期出所をひかえている。

 キムさんの行為は母国の韓国の立場からは愛国的行動と見ることができるが、米国の立場からは国家機密を不法流出した重犯だった。韓国ではキムさんの後援会が結成されるなど、救命運動も活発に繰り広げられたが、政府はこの事件に一切介入しなかった。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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