記事入力 : 2005/05/05 20:13:38
【ひきこもり増加】入院・薬物治療は逆効果 他の精神疾患との鑑別が急務
“隠遁(いんとん)型ウェトリ(ひきこもり)”を治療するためにはうつ病や精神分裂病など、ほかの精神科疾患の鑑別を先に行う必要がある。
ひきこもりは自分を嫌悪し、憂うつになり、ひどい場合は自殺をするという点でうつ病と似ている。しかし自分の病気を認め、治療に協力的なうつ病患者とは違い、自分が治療の対象という事実を認めようとしない。
精神分裂症と区分するのは専門家でも容易ではない。最近は、幻覚、幻聴、妄想のような特徴的症状のない精神分裂症が多いため、ひきこもりのうちのほとんどが精神分裂症とみなされ、隔離入院など間違った治療を受けている。
ヨ・インジュン院長は「このような人々には入院や薬物治療がなんの助けにもならないだけでなく、むしろ症状を悪化させることになるため注意が必要」とした。
一般的にひきこもりには、ペット療法、音楽鑑賞、映画・演劇鑑賞、磁場療法、カウンセリングを施行する。ヨ院長は「国内で唯一8週間のプログラムを運営しているが、よい効果をあげている」と話した。
一方、人に会うのを敬遠し、部屋の中にこもるという点で、回避性の人格障害とも似ている。回避性人格障害は先天的な性格が少しずつ発展し、強い対人恐怖症になるが、ひきこもりは普通の人があるきっかけにより、突然対人関係を避けるようになるという点で差がある。
イム・ホジュン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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