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20代のもう一つのトレンド「早婚」 「結婚は拘束」価値観崩れる

早婚ブーム

「結婚するなんて、どうかしてるって? 相当儲かる“商売”ですよ!」

 キム・テヒョンさん(24/無職)とパク・ジュヒョンさん(24/衣装コーディネーター)は2年の恋愛の末、15日に結婚式を挙げた。2人の結婚に、周囲は「考え直せ」「浅はかだ」とし、結婚を思いとどまらせようとした。キムさんとパクさんは気にとめなかった。

 「無駄に時を過ごすこともないでしょう。いい人に出会ったのに、何で結婚を延ばさないといけないんですか?」

 統計庁が韓国人の平均結婚年齢調査を開始した1990年以降、結婚の平均年齢は着実に高まり、昨年の結婚年齢は男性が平均30.6歳、女性は27.5歳だった。晩婚トレンドは否定できない流れにある。しかし、このなかで、早くに結婚する20代が増え、“結婚両極化”現象が現れている。

 ウェディングコンサルティング会社「デュオウェド」によると、昨年(1~10月)に結婚した夫婦1780組中、夫婦のうち1人以上が満25歳以下のカップルは10.5%(187組)だったが、2005年(1~10月現在)には1454組中20%(291組)に達している。

◆「結婚=拘束」の公式が崩壊

 「他人の目を気にしないで、やりたいようにやる」という20代の性向は、結婚を決定する問題にもそのまま当てはまっているが、何よりも「結婚=拘束=自由の終焉」という公式が崩壊したことが、早婚が増える理由だ。

 22歳で結婚したチャン・ヘスクさん(25/会社員)は、「夫が家の掃除を全部してくれ、職場の会食もすべて理解してくれる。拘束されたり犠牲になると思い当たることがない」と話した。「結婚はすなわち人気失墜」の法則がそのまま当てはまっていた芸能界でも、20代初めの“早婚”ブームが起こっている。

 女優ハン・カイン(23)&俳優ヨン・ジョンフン(27)カップルが4月に結婚し、女優ホン・ウニ(25)は3年前に結婚して2歳の息子を、同じく女優のイ・ヨウォン(25)もまた2年前に結婚して2歳の娘をもうけた。

◆恋愛経験が多く、離婚も恐れない新世代

 “早い結婚”に拒否感を示さない現象は、“早い恋愛”とも無関係ではない。キム・ヘギョンさん(23)と2003年に結婚し、2歳の息子がいるチュ・ジェファンさん(24/会社員)は結婚前、10人近い女性とつき合った。「今では、週末に誰に会おうかと悩む必要もなくて良いですね」

 昨年結婚したチョン・ジュヒョンさん(25)も、「男女共学が当たり前だった学生時代から、たくさんの男友だちを作り、そこで結婚相手を見つける目が養われた」と話した。

 離婚に対する柔軟な考え方も、もうひとつの理由だ。チャン・ヘスクさんは、「夫と一生暮らすつもりだけど、離婚は怖くない」と話した。デュオウェドのソン・ヘギョン本部長は、「女性に関して言うと、自己主張が強くなった上、社会的活動が増え、経済力も高まり、結婚と離婚への視点が変わってきている。これら女性は“離婚=破滅”という既存世代の価値観から脱却している」と説明した。

◆ 早く子育てを終え、老後に備えたい

 若い時に苦労してでも、余裕ある老後を楽しむというのが、早くに結婚する20代の人生戦略だ。「子どもが中学校に入っても、私たちはまだ30代」(キム・ヘギョンさん)「養育費が結構かかるだろうが、その分、後になってからの負担が少なくて済む」(チャン・ヘスクさん)ということだ。

 淑明女子大・アジア女性研究所のキム・ヘヨン教授は、「異性関係で、差別や従属性が段々無くなってきて、若者たちは“晩婚”という最近の傾向に束縛されないで、結婚時期を自律的に選択している」と話した。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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