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「なぜ韓国人俳優の声は特にいいのか」

劇団四季の浅利慶太代表、『ライオンキング』を語る

 韓国を訪れた日本の超人気劇団、劇団四季の浅利慶太代表(73)は7日、黒いネクタイをして報道陣の前に現われた。今年10月28日からソウルのシャルロッテ劇場のこけら落し公演として上演されるディズニーミュージカル『ライオンキング』の制作発表記者会見の席でのことだ。彼は「尊敬する車凡錫(チャ・ボムソク)先生(戯曲家、今月6日死去)にお線香を上げてきた」と説明した。

 日本に9つの専用劇場を持ち、年間3000回もの公演を行って観客300万人を動員する劇団四季は、日本最大の公演企業だ。『ライオンキング』で韓国に進出する浅利代表はこの日、三つの目標があるといった。「スター性ではなく俳優の実力だけを見て出演者を選ぶ」「(劇団四季の制作ノウハウはあるが)韓国人俳優たちと韓国語で韓国の観客に感動を与えたい」「チケット代を低く抑える」の三つだ。

 「日本で公演中の劇団四季作品では、かなりの数の韓国人俳優が主人公を演じている。私は彼らが母国で母国語を使って公演する姿をいつも想像してきた。また『ライオンキング』により、ウナギのぼりの韓国ミュージカル市場のチケット代を低く抑えたい」。

 浅利代表は劇団四季にかつて所属したり、現在活躍したりしている韓国人俳優60人の実力を繰り返し称賛した。「北東アジアの中でもなぜ韓国人俳優の声は特にいいのか、研究してもらいたい」というほどだ。彼は「そんな俳優たちが知名度とは関係なく韓国でもいいキャスティングに恵まれるような雰囲気作りができればと思う。劇団四季で活躍中の金志賢(キム・ジヒョン)が韓国語で歌ったこのミュージカルの挿入歌『サークル・オブ・ライフ』を聞き、涙を流した」とも語った。

 浅利代表は2年前、韓国公演業界に反対されて韓国進出を延期すると宣言した。これについて質問されると、「韓国側からは公演依頼が引き続き来ていたし、今はもう状況も変わっている」と説明した。『ライオンキング』は今回が韓国初演で、シャルロッテ劇場(全1227席)で1年間公演されるが、このため韓国公演史上、最大の制作費215億ウォン(約26億円)が投入される。

 「チケット代は(通常の海外劇団による韓国公演よりも約30%安い)最高9万ウォン(約1万1000円)、最低3万5000ウォン(約4000円)にした。1年だけの公演ですが損は出ないと確信している。2~3年間の長期公演も可能ではないだろうか」韓国初のミュージカル専用劇場を日本の劇団が占領するのではないか、という質問には「『ライオンキング』の後に韓国で再び海外ミュージカルを行うつもりはない。このミュージカルで利益が出ても日本には一円たりとも持って帰らない。韓国で再投資する」と答えた。

パク・トンギュ記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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