盧大統領反撃「統制権は今でも行使可能」
盧大統領「米国の言いなりになることを国民は望んでいるのか」
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は9日、聯合ニュースとの会見で、韓国軍の戦時作戦統制権の単独行使時期について「今、還収(取り戻す)しても統制権を行使できる。今も(防衛力は)十分で、米軍の協力も受けられる」と述べた。
こうした言及は、単独行使の時期がこれまでの政府見解である2012年よりも1~2年早まる可能性があるという意味で、さらなる論争を呼ぶものと予想される。前・元国防長官ら外交・安保の専門家たちの中には、2012年も早すぎると主張する人がかなりいる。このため、自分の意向を憂慮する声が高まっていることに、盧大統領が反発していると考えられている。
盧大統領は会見で「韓国軍は世界最高レベルの軍隊を作ろうとしているので、2012年を目標にしている。しかしその前でも、統制権行使にはさして支障ない」と述べた。盧大統領は「韓国の防衛力は過小評価されてきた」とも語った。
盧大統領は「合理的な(単独行使の)時期は、(在韓米軍の)平沢基地移転時期に合わせるのが適切で、(アメリカから)2009年という話が出ているのも、そういう意味がある」としている。「しかしデモも多く、実際に交渉することも多いので、2010年か11年に平沢基地に移転できるのではないかと思う」と述べた。現在、在韓米軍の平沢基地移転は2008年末完了をめどに進められている。
統制権単独行使が在韓米軍の追加削減につながる可能性については、「技術的調整による削減要因はあり得る。しかしそれほど心配しなくてもいい。在韓米軍は駐留を続ける予定だし、(駐留軍の)数字が決定的な意味を持つのではなく、質的能力のほうが重要だ」と語った。「単独行使の後に米軍との情報協力上の問題が起きる」という指摘に対しても、盧大統領は「アメリカの情報資産に韓国は協力している。情報資産の協力がない同盟がどこにあるというのか」と答えた。
また、韓米の意見の違いが多数明らかになり、同盟に亀裂が入るのではという主張について「イギリスとアメリカの間でも意見が違えばもめることがある。アメリカの言うとおりに、韓国大統領が“はい、はい”というのを韓国国民は望んでいるだろうか」と述べた。
辛貞録(シン・ジョンロク)記者
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