記事入力 : 2006/08/25 10:10:19
文化財庁大失態 朝鮮王朝の印章30点を紛失
監査院は24日、「文化財庁を監査した結果、1401年に太宗(2代王/在位1400~1418年)が明から授かった「朝鮮国王之印」など3点の国璽や、一般行政用に使用された玉璽2点、「英祖金宝」など王の御宝5点など、計30点を1971年から85年の間に紛失したことが明らかになった」と発表した。
監査院社会福祉監査局のキム・ドンヒョン監査官は「文化財庁の前身である文化財管理局が1971年に刊行した『古宮印存』には「朝鮮国王之印」などがすべて存在するものとして記録されていた。しかし、1985年に発行された文化財管理局遺物目録には国璽など30点の宮中印章が記録されておらず、この間に紛失されたものとみられる」と語った。
監査院は「遺物を紛失しただけではなく、現在国立古宮博物館が保管している316点の宮中印章も大部分さび付いたり、破損したりするなど、保存状態がよくないにもかかわらず、保存措置がしっかりととられていない。今からでも宮中印章を国宝や宝物(日本の重要文化財に相当)に指定し、しっかりと保存すべきだ」と指摘した。
監査院は朝鮮時代に造られた国璽は計13点であり、現存しているものは一つもないと付け加えた。国璽は王権承継や外交文書などに使用された印章を指しており、国璽以外の朝鮮王朝の宮中印章は計816点が現存している。
シン・ヒョンジュン記者
鄭始幸(チョン・シヘン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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