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女子フィギュア:キム・ヨナ、腰のMRI写真を公開

 フィギュアスケートのキム・ヨナ選手(17)=軍浦スリ高=の腰にいったい何が起きているのだろうか。

 キム・ヨナは今年2月、カナダでトレーニング中に激しい腰痛に襲われ、現地の病院でレントゲン検査を受けた際、「尾骨側に異常があるが、治療法はない」と言われた。帰国後すぐ、キム・ヨナは腰痛を詳しく調べるためMRI検査を受けた。

 キム・ヨナの腰のMRI写真を見た脊椎専門医らは「第4・第5腰椎、第5腰椎と第1仙椎の間の髄核が少し脹らみ、じん帯を圧迫している。椎間板ヘルニアではない」と診断した。

 セラン病院のオ・ミョンス脊椎センター長は「MRI写真で見る限り、髄核を包んでいる繊維輪が少し脹らんでいるもの(膨潤性繊維輪)と診断される。幸い、髄核の破裂や変性ではないようだ。この状態なら痛みを取り除く薬や物理治療の他に、特に治療は必要ない」と話している。

 同センター長は「ただ、スポーツ選手によくある脊椎分離症や不安定性脊椎症がキム・ヨナ選手にあるのかどうかは、レントゲンやCTで再検査しなければ分からないので、MRI写真だけでは判断しにくい」としている。

 現在、キム・ヨナの治療にあたっている自生漢方病院のシン・ジュンシク院長は「左の骨盤の位置が少し歪んでいるのと、以前負傷した尾骨が痛みの原因だと思われる」と話している。このためシン院長はキム・ヨナの脊椎と骨盤の位置を直す「推拿療法」を施している。

 またシン院長は、腰に鍼を打ったまま体を動かす「動作鍼法」で脊椎の骨を包む筋肉を強化する治療を並行しているという。キム・ヨナは3月に日本で行われた世界フィギュア選手権前に、この施術を7回も受けたという。

 西洋医学と韓国漢方の医師が口を揃えてキム・ヨナに言うのは、「手術するほど深刻な症状ではない。ただ、トレーニングに支障がある腰痛をなくす方法を見つけなければならない」ということだ。

 オ脊椎センター長は「膨潤性繊維輪は手術しない。痛みがひどければ、物理治療や神経ブロック療法で痛みを緩和する方法を考える必要がある」と語る。神経ブロック療法とは、神経の先端部分に薬を注射し、痛みを伝える神経を遮断する方法だ。これは注射で簡単にでき、合併症もほとんどなく、痛みを減らせるのはもちろん、痛みが慢性化するのを防ぐ効果もあるという。その他にも温熱湿布療法やマッサージ、超音波治療、消炎剤服用などの効果がある。

 キム・ヨナは最近、ほとんどトレーニングを行わず、治療のみを続けているため痛みはあまりないそうだ。しかし、来月9日にはカナダに向かう予定で、「1日約10時間ものハードなトレーニングが続けば、痛みが再発する可能性は高い」と専門家は心配する。

 フィギュアスケートの動作の70-80%を占めるジャンプは、ほとんどが右足を軸にしているが、スケートシューズのエッジが硬いリンクにぶつかるため、その衝撃が膝や腰にそのまま伝わる。このため、フィギュア選手たちはケガ予防のためトレーニング前1時間とトレーニング後20分はランニングやストレッチ、マシンでウォーミングアップをしている。それでもほとんどの国家代表クラスのフィギュア選手たちが腰痛を抱えている。

ヘルス朝鮮=イム・ヒョンギュン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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