韓国の自動車部品メーカー、海外進出相次ぐ
韓米自由貿易協定(FTA)の妥結で、大邱など慶尚北道地域の産業の中軸を担ってきた自動車部品産業が北米市場への進出を拡大していくことが予想される中、自動車部品メーカーの海外市場に向けた動きが活発化している。
大韓貿易投資振興公社(KOTRA)の大邱慶北貿易館によると、地域の自動車部品メーカーの海外進出に対応するため、大手自動車メーカーとパートナーシップを結ぶ「オート・パート・プラザ事業」を進めているという。
これを受け、ヨンシン精工など地域の5つのメーカーが先月チェコのプラハで開かれた自動車部品納品商談会に参加した。ここでは北米およびヨーロッパのゼネラルモーターズ(GM)はもちろんのこと、プジョー・シトロエングループ(PSA)やアウディ、フォルクスワーゲンなど世界の大手メーカーと相次いで商談し、地域メーカーがヨーロッパ現地の生産工場を訪問することで追加の商談が持てるよう積極的に交渉した。
また、平和精工など6つのメーカーは、北米地域で今年2月と3月に行われた日産USAとの納品商談会に参加するなど、日本の大手3社に納品するための土台作りに向けて一歩を踏み出した。
このほか、地域の11メーカーも今年6月、8月、10月の3度にわたって行われる北米GMとの納品商談会に参加する予定だ。
北米GMは、これら部品メーカーとの間に実質的な取引関係が成立するよう各メーカーに少なくとも1件以上のプロジェクトを任せるとの内部方針を固めており、地域の自動車部品メーカーが北米GMに対し直接納品する機会は今後拡大していくことが見込まれている。
一方、北米市場の一角を担っているカナダ地域についても、マグナグループなど3大ベンダーが来月に開催する商談会に(株)テミョンなど6つのメーカーが参加する予定となっている。
KOTRAの大邱慶北貿易館は「大手自動車メーカーとの協力は一時的な輸出増大効果のほかにも、先進技術およびデザイン面での育成、新製品の開発およびノウハウの習得などさまざまな効果をもたらすため、地域の自動車部品産業のグローバル化を促進させる」とした上で、「国際競争力を強化させるのに大きく役立つはずだ」と話した。
パク・ウォンス記者
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