起亜自、営業利益が4分期連続赤字
起亜自動車は昨年の海外販売不振の影響から、今年1-3月期も大幅な赤字を出した。昨年4-6月期以降、4分期連続で営業利益が赤字となっている。販売台数や売上高も昨年同期間に比べ大幅に減少している。
だが起亜自は、今年4-6月には工場稼動率の向上や原価削減により営業利益が黒字に転換するだろうとみている。
起亜自は4日、ソウル・汝矣島の証券先物取引所で行われた「2007年1-3月期実績発表会」で、今年1-3月期に737億ウォン(約95億4400万円)の営業赤字を出したことを発表した。販売台数は27万1000台、売上高は3兆8510億ウォン(約4987億円)で、06年1-3月期(29万3000台、4兆3860億ウォン=約5680億円)に比べ販売台数で7.4%、売上高で12.2%減少した。
輸出台数は20万4000台で、昨年1-3月期の23万1000台に比べ2万7000台(11.6%)も落ち込んだ影響が大きかった。海外法人の販売促進のため輸出単価を6%下げたことから、輸出分野での売り上げは19.9%も減少した。
起亜自の趙南弘(チョ・ナムホン)社長は「輸出が不振だったのは、今年下半期に発売する大型SUV(スポーツ・ユーティリティー車)「HM」の生産に備え、今年1-2月に京畿道・華城工場の生産ラインを整備したためソレント2万2000台を生産できなかったのが原因。今年4-6月期には生産が正常化、これまでの原価削減努力も効果を上げることが予想されるため、黒字に転換するだろう」と話している。起亜自は今年の純利益の目標を3900億ウォン(約505億円)としている。
また起亜自は、市場の一部でささやかれている危機論に対し強く否定した。同社の安熙奉(アン・ヒボン)専務(財政本部長)は「財務諸表を見れば分かるが、5000億ウォン(約647億円)以上の現金を維持している。海外投資が多く、このところの実績不振でこうした危機論が出ているようだが、事実無根」と語った。さらに安専務は「スロバキア工場は3カ月で早々と黒字を出している。海外工場への投資は予定通り順次に進められているので、資金流動性に大きな負担はないだろう」と話している。
崔有植(チェ・ユシク)記者
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