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【コラム】冷え切ってしまった米大リーグの「韓流ブーム」(上)

 米国メジャーリーグで活動する韓国人選手がそろって不調に悩まされている。一時はスター選手の筆頭につけていたニューヨーク・メッツの朴賛浩(パク・チャノ)は、契約解除の危機を経て、先日マイナーリーグへの残留を決めた。また金炳賢(キム・ビョンホン)も再度のトレードでフロリダ・マリーンズへの移籍を余儀なくされた。タンパベイ・デビルレイズの徐在応(ソ・ジェウン)は、7試合で何と37失点を記録する絶不調にあったが、先日久しぶりに7イニングを無失点に抑える好投を見せ、何とか望みをつないだ形だ。

 一方、日本の読売ジャイアンツで活躍しているイ・スンヨプ選手も、ホームランのペースが昨年に及ばないようだ。体の状態が本調子でないとはいえ、韓国のファンは失望を隠せないでいる。

 海外で活動する選手が不振の中、韓国のプロ野球は97年以来もっとも速いペースで観客数100万人を突破した。メジャーリーグや日本のプロ野球にファンを奪われていた韓国野球が、おこぼれにあずかった形だ。

 しかし韓国の一般国民にとって、海外移籍組の不振はとても残念なことだ。ボストン・レッドソックスの松坂大輔、ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜、シアトル・マリナーズのイチローといった日本人選手の健闘を耳にするたびに、どこかむなしさに似た感覚すら覚える。昨年からはニューヨーク・ヤンキースの王建民をはじめとする台湾人選手も着実にメジャーリーグの一角を担い始めてきている。

 それに引き替え、韓国人選手はマイナーリーグでもがいている状況だ。そこからはい上がれずに帰国する選手もいる。また、新規に海外に移籍する選手が増える気配もない。かつて韓国選手のメジャーリーグ進出は、高校を卒業したばかりの有望株が韓国での進学やプロ契約を経ないで直接米国に乗り込むパターンがほとんどだった。

 しかし2001年に一挙に6人の選手が米国の球団と契約して以来、そうした形で米国に進出した例は2例にとどまっている。現在マイナーリーグからメジャー行きを狙っている選手は、クリーブランド・インディアンスの秋信守(チュ・シンス)、サンフランシスコ・ジャイアンツの金善宇(キム・ソヌ)、ロサンゼルス・エンゼルスのチョン・ヨンイルの3人しかいない。

高錫泰(コ・ソクテ)記者(スポーツ部)

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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