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PTSD:はしご車から保護者転落、目撃児童が体調不良

 消防訓練中に保護者3人が高さ24メートルの消防はしご車から落ち、2人が死亡、1人が重傷を負った事故で、現場を目撃したソウル市ウォンムク小学校の児童は、事故後精神的なショックを引きずっている。

 18日の学校側の説明によると、保護者2人が死亡した4年3組は9人が欠席、4年生全体では15人が登校できなかった。学校を訪れた保護者たちは、異口同音に子どもの体調不良を訴えた。現場を目撃した 4年生の息子を持つキムさん(41)は「ゆうべうちの子は一人で眠れず、添い寝しなければならなかった。自分が乗った消防車から人が落ちて死んだということに、大変なショックを受けたようだ」と語った。4年生の他の保護者は「帰ってきた子どもが“死んだおばさんの家の友達に会いに行かなきゃ”とずっと泣いていた」と話す。

 一部児童の症状は「外傷後ストレス障害(PTSD:Post‐Traumatic Stress Disorder)」に当たる、と専門家は話している。火事や自動車事故といった大きな事故や災害を経験した後で発症する深刻なストレスによる症状で、不眠や過敏反応などといった形で現われる。

 ソウル市教育庁は同日午前、精神科専門医と相談担当教師を派遣し、4年3組の児童を対象に1時間の集団カウンセリングを実施した。教育庁は現場管理監督を疎かにした責任を問い、ウォンモク小のカン校長を職位解除した。学校側は同日、児童らを4校時で下校させ、19日は休校することにした。

 事故を捜査しているソウル市中浪警察署は、前日夜から同日午前までに事故車両を運転していたキム消防長(50)やイ安全教育チーム長(53)らを呼び、事情聴取した。捜査関係者は18日、「消防署員が関連指針や規定に基づき車両を管理・運行したかどうかを調べ、過失致死や職務放棄の容疑を適用する可能性がある」と述べた。警察は消防防災庁が昨年、外部研究サービスとして製作、先月各市・道に配布した「火災タイプ別標準作戦マニュアル」に注目している。マニュアルには「火災現場ではしご車を使う際、ゴンドラの下にエアマットやマットレスを敷かなければならない」と明記してある。

 ソウル市消防防災本部と事故車両が加入している自動車保険会社、C火災が18日に発表した所によると、死亡したチョン・イニョンさん(女性)=41=の遺族は保険金として1億6400万ウォン(約2130万円)を、ファン・ソンヘさん(女性)=35=は1億8300万ウォン(約2370万円)を受け取る見通しだ。 重傷を負ったオさん(女性)=36=には約1億ウォン(約1300万円)の補償金が支払われると見られる。防災本部はこれとは別に、職員から約1億ウォン(約1300万円)の寄付を募る方針だ。

ソン・ジョンミン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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