株式投資に沸く中国、バブルの危険性は?(下)
◆バブルへの警告
しかしこの中国大陸での株式投資の熱気に対してバブルを警告する声も高まっている。世界的な経済専門家や企業経営者、さらには中国政府の関係者までも見方は一致している。
中国第2位の富豪である香港ヘンダーソン開発の李兆基会長は21日のブルームバーグとのインタビューで、「現在中国市場で取引されている株価は理性を失っている」と主張した。世界的な投資銀行であるメリルリンチ中国担当のリウ会長も、18日に北京で開催されたPEF会議で「中国市場は統制を失っている」と警告し、「今が株を売る好機であり、言い換えれば投資には適切でない時期だ」と述べた。中国証券監督委員会の範福春副主席は今月初めに「視覚障害者のような投資はもうやめよう」と警告した。
◆バブルの崩壊か、調整か
もちろん反論もある。中国市場にバブルはあるがまだ崩壊を論じる時期ではなく、簡単にはじけるバブルでもないというのだ。
大信経済研究所のチョ・ヨンチャン研究員は「株式以外の投資先がない多額の資金が毎日株式市場に流れ込んでいる。中国政府も直接の統制手段を失っているので中国市場は簡単には崩壊しないだろう」と述べた。
1987年のブラックマンデーを予測したマーク・ファーバー博士は最近のブルームバーグとのインタビューで「中国市場はバブルともいえるが現時点ではまだ2倍ほど上昇する可能性がある」「中国市場は長期的な見方では正当化できる」と主張した。
中国国際財政金融研究所の蘇東波所長は「まだ市場が形成される初期段階にすぎない中国市場が拡大するのは正常だと思う」と述べた。
中国市場が実際に崩壊するのか、崩壊するならいつになるのか、あるいは適度の調整を経て再び上昇するのかは誰も正確に予測できない。しかし専門家は可能性は低いとしながらも、もし中国市場が崩壊すればやや過熱気味の韓国市場だけでなく世界の株式市場全体が2000年の情報技術(IT)バブル崩壊以上の衝撃を受けるという点では一致している。
北京=朴勝俊(パク・スンジュン)特派員
全洙竜(チョン・スヨン)記者
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