犬肉鍋の価格が5年前と変わっていないワケ
数日前、ある補身湯専門家から興味深い事実を聞きました。最近では、犬肉も「メード・イン・チャイナ(中国産)」が席巻しているというのです。その価格は韓国産の半分程度だそうです。
そのためソウル近辺の食用犬飼育場の多くが倒産したそうです。さらに中国には、数万匹の食肉用の犬を放牧する大規模な犬牧場が数百もあるという信じがたい話も聞こえてきます。これには中国産のパワーに改めて舌を巻くほかありませんでした。
最近、われわれの身の周りでは、中国産ではないものを探すのが大変なほどです。食べ物から大型機械のたぐいまで、ほとんど中国産が占領したと言っても過言ではありません。しかもこれは韓国だけでなく、全世界で起きていることです。その結果、「中国効果」による高成長・物価安時代という新たな現象が表れています。
安価な中国産のものがあふれることにより、物価は世界的に安定する傾向を見せています。また、中国で安価な労働力と部品を調達することができるようになると、グローバル企業などの利潤が高まり、先進国の経済も好況を享受しています。企業の実績が向上すると株価も上がり、そこでの利益が不動産に投資され、世界の資産価格が暴騰する原因にもなりました。
しかし、問題はその後です。いつまで中国効果が続くのでしょうか。すでに不吉な兆候も散見されています。中国経済が早い速度で成長し、原油や金属などの原資材価格が2倍から3倍に暴騰しました。また、中国国内の物価上昇が深刻になり、中国産商品の価格もうねりを見せ始めています。
いつかこの二つの現象が本格化すれば、中国効果に依存してきた世界経済は急激なインフレ(物価上昇)に見舞われ、沈滞に陥る可能性もあります。補身湯まで中国産に依存しなければならない現実の裏側には、こうした危険が潜んでいます。
チョン・チョルファン記者
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