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海外にアピール? 中国、収賄容疑の元官僚に死刑宣告

 中国から輸出される食品や医薬品の安全性が国際社会から疑問視されている中、中国の裁判所が収賄容疑で起訴された前職の国家食品医薬品監督当局の高官に異例の重い判決を下した。北京市第1中級人民裁判所は29日、国家食品医薬品監督管理局の鄭篠萸(62)=写真=前局長(次官級)に死刑を宣告した。

 鄭前局長は豊胸剤など安全性が立証されていない医薬品を承認する見返りとして8つの製薬会社から649万人民元(約1億円)の賄賂を受けとったという。さらに2001年から2003年に政府がすべての医薬品に対して国家薬監局の承認を受けるよう制度を変更する過程で、定められた手続きを無視し権力を乱用した容疑も受けている。

 裁判所は「清廉であるべき公職者が自ら法を犯し、国民の生命と健康に脅威を与えた」と判決理由を明らかにした。鄭前局長は1998年に国家薬監局が設置された当時の初代局長で2005年に収賄容疑で職を追われていた。

 中国は最近自国の企業2社が米国に毒物の含まれたペットフードを輸出して米国との外交摩擦にまで発展した。西欧諸国のマスコミは中国政府が鄭前局長に極刑を宣告したのは一罰百戒の意味が込められており、海外にアピールするための措置だと分析している。

北京=李明振(イ・ミョンジン)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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