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BDA:専門家ら「6月過ぎれば米国の忍耐も限界に」

 マカオの銀行バンコ・デルタ・アジア(BDA)問題の解決が遅れる中、以前は「数日以内に解決する」と予測していた外交通商部の当局者らが、最近では「解決の方向に向かってはいるが、いつ解決するのかは分からない」と述べている。

 韓国国内の専門家らは、BDA問題がこのように長期化した最大の理由は、北朝鮮が2500万ドル(約30億5000万円)の「引き出し」ではなく、あくまでも「送金」を要求し続けているためと話している。つまり、北朝鮮が「送金」を要求し続ける背景には、今回の機会を利用して「違法」のレッテルをはがし、国際金融体制に再び加わることで、今後同様の追加金融制裁を受ける可能性を排除しようとする狙いがあるため、問題が長期化したという見解だ。

 統一研究院の徐載鎭(ソ・ジェジン)先任研究委員は「米国は(凍結されていた)2500万ドルだけ北朝鮮に戻せばよいとミニマムのラインで考え、一方北朝鮮はマキシマムに国際金融体制への編入まで要求している」と指摘した。また、韓国政府の当局者は、これを「北朝鮮が試合中にゴールポストを動かした側面がある」と表現した。

 ところで、こうした状況を受け、米国がいつ忍耐の限界に達するかも関心を集めている。この点について韓国国内の大多数の専門家は、6月がカギになると予想している。成均館大の金泰孝(キム・テヒョ)教授は「6月が米朝双方にとって心理的マジノ線となるだろう」と指摘した。同様に慶南大の金根植(キム・グンシク)教授も「6月を過ぎると交渉進展の動力がなくなり、米国の忍耐力が限界に達するだろう」との見通しを示した。

 一方、韓国政府の高位当局者は「今や新たな次元での解決策を模索すべき時点にある」との認識を示したが、具体的な解決策については予想しにくいとの反応を示した。

イム・ミンヒョク記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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