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韓国人の発症率、大腸がんが肺がん上回る=本紙調査

 韓国人が最も多くかかるがんは、2005年を境に西欧型に大きく変わったことが分かった。韓国人女性に最も多いがんでは、甲状腺がんが乳がんを抜き1位となり、男女合計のがん発生順位でも、大腸がんが初めて肺がんを上回り、胃がんに次ぎ2位になった。また、新たにがんを発症する患者は、人口10万人当たり261人(がん発生率0.26%)と集計されている。

 地域別のがん発症率では、全羅南道が10万人当たり382人で最も多く、次いで慶尚北道(337人)、忠清南道(319人)、江原道(301人)の順だった。最も少ないのは仁川市(214人)だった。

 これは10日に本紙が国民健康保険公団の「2005年がん患者資料」に記載された新規がん患者12万3741人を対象に、関係専門家の助けを借り調査したもの。がんは「胃がん・大腸がん・肺がん・肝臓がん・甲状腺がん」の順に多かった。01年のがん発症率は、「胃がん・肺がん・肝臓がん・大腸がん・乳がん」の順だったので、これに比べると大腸がんは4年間で順位をニつ上げるほど増加したことが分かる。

◆大腸がんが韓国人に多いがんの2位に

 これについて専門家は「大腸がんの増加は、肉類中心の西欧式食生活が韓国人の間で一般化したため」と分析している。男女別で見ると、男性は胃・肺・肝臓・大腸・前立腺がんの順、女性は甲状腺・乳・胃・大腸・肺がんの順に多かった。甲状腺がんは01年に女性のがん発症順位で7位だったが、4年後の05年に1位になった。甲状腺がんは女性のほうが男性より6.3倍も多かった。ソウル市新村のセブランス病院外科担当パク・ジョンス教授は「甲状腺がん患者が急増したのは、環境ホルモンの影響によるものという疑いもあるが、超音波検査をはじめとする診断技術が発達し、小さながんも発見できるようになったためとみられる」と説明している。特に女性の場合、乳がん検査を受ける際に甲状腺がんの超音波検査を一緒に受けるケースが多いということだ。

◆女性では甲状腺がんが1位に

 年代別では、男性は20代で甲状腺がん、30代以上は胃がんが最も多かった。女性は20-30代で甲状腺がん、40-50代は乳がん、60代以上は胃がんが最も多かった。統計庁によると、05年のがんによる死亡者は計6万5479人で、死亡原因で最も多かった。がんの中で最も死亡率が高かったのは肺がんで人口10万人当たり28.4人、次いで胃がん(22.6人)、肝臓がん(22.5人)、大腸がん(12.5人)の順だった。

特別取材チーム

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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