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韓国に紹介された松本大洋の作品

◆『ピンポン』(全5巻)

 再びラケットを握りたくなるような気分にさせる卓球漫画。ペンホルダーの攻撃型選手「ピコ」と、シェイクハンド型のラケットを使う「スマイル」の対比を通じ、卓球というスポーツの躍動性や青春の日々を絶妙に描いている。大洋の作品の中で最も大衆的な作品。

◆『花男』(全3巻)

 現代都市では滅びてしまったかのような「純粋な夢」が未だ存在していることを物語る秀作。30歳を超えてプロ野球・読売ジャイアンツの4番打者を目指そうとする世間知らずの父親と、抜け目ない小学生の息子による、煩わしくも素晴らしい同居生活を描いている。

◆『GOGOモンスター』(全1巻)

 小学1年生の橘ゆきが見た世界を描く。「大人になったら内臓が溶けてなくなり、脳は固まってしまう」と信じる少女が成長していくストーリー。立ち止まる場面でのクローズアップなどの技法を駆使した特有の演出が圧巻。

◆『鉄コン筋クリート』(全3巻)

 大洋の出世作。「宝町」という架空の町に住む悪童クロとシロを通じ、現代都市の堕落ぶりや個人の孤独感を描いている。大洋ファンとして知られる米国のマイケル・アリアス監督が2006年にアニメ映画化した。韓国では、10月31日まで開かれる「日本インディーフィルムフェスティバル」で見ることができる。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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