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新潟中越沖地震:日本の原子力への執着に疑問=BBC(下)

 BBCはさらに、日本の原子力発電の地震に対する備えについても疑問を投げ掛けた。BBCによると、日本政府は原子力発電所の安全を確保するために少なくともマグニチュード6.9の揺れに耐えられるよう安全基準を強化すべきだという。現在、日本の原子力発電所はマグニチュード6.5の地震までには耐えられるようになっているとのことだ。

 現在、日本で最も地震に強い原子力発電所とされている浜岡発電所は、マグニチュード8.5まで耐えられるように設計・建設されている。しかしこれも、2004年にインドネシアなど東南アジアを襲った津波の原因となったマグニチュード9.0の地震には耐えられない。

 1979年の米国スリーマイル原発事故や1986年の旧ソ連チェルノブイリ原発事故などで、日本国内でも原子力発電所の安全性に疑問を投げ掛ける声が常にあったのは事実だ。しかしそれらの指摘は少数にすぎず、大きな力とはなり得ていない。

 日本の原子力発電推進派は、6000人を超える死亡者を出した1995年の阪神淡路大震災当時、周辺の原子力発電所には大きな被害がなかった点を取り上げ、原子力発電所の安全性を常に強調してきた。

 しかし、これまで日本で起こった原子力発電所での事故は、今後起こりうる事故について、地震のような自然災害よりも人間の過失により発生する可能性がより大きいことを示唆している。

 さらに日本が原子力発電を利用し、北朝鮮による核の脅威に対抗するための核兵器開発に乗り出すのではないかという憂慮の声も常にある。

 地球温暖化を防ぐために二酸化炭素の発生を抑えるというのも、原子力発電を擁護する一つの理由だ。しかしそのため日本人は、原子力発電の安全をさらに天にゆだねるしかない実情だ。

NEWSIS/朝鮮日報日本語版

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