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ウォン高・原油高でも韓国企業の輸出が好調な理由(下)

 LG経済研究院のソン・テジョン博士は「韓国の主な輸出品目は高い競争力を持っており、輸出増加に貢献している」と分析する。船舶が今年上半期、昨年同期間に比べ36.3%増加したのに続き、7月も27.2%の増加率を示した。今年はじめから7月現在までで鉄鋼(29.4%)、半導体(14.1%)、石油化学(22.2%)、自動車(16.9%)といった主力輸出品目の増加傾向が高い。

 一方、現代自動車の海外現地生産の割合は36%に達するなど、韓国企業は海外生産を増やし、為替変動の影響を最小限にとどめようと努力していることも、海外での売上増大に一役買っているとみられる。

◆プラス材料ばかりではない輸出の見通し 

 ところで、今年下半期の輸出見通しは好材料ばかりではない。産業資源部は「ウォン高・中東地域の情勢不安に伴う原油高・米国の景気伸び悩みなど、不安定な対外条件により、下半期の輸出をめぐる環境は悪化する可能性が高い」と予測している。貿易協会は「自動車・鉄鋼などの主力品目が好調なことや、上半期に比較的不振だった半導体・携帯電話の輸出回復傾向は下半期の輸出にプラスになるだろうが、原油高が不安材料だ」と指摘している。

 また「ウォン高で各企業の輸出単価が下がり、営業利益率が悪化する恐れもある」(サムスン経済研究所シン・チャンモク首席研究員)、「中小企業の多くは赤字覚悟で輸出している」(シン・スングァン貿易協会博士)など、数値的な輸出実績の好調さは手放しで喜べる状態ではない、と警告する声もある。

金承範(キム・スンボム)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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