韓国でツツガムシ病患者急増
このところ、ツツガムシ病の患者が急増している。20日、疾病管理本部の発表によると、2002年に1919人だったツツガムシ病の患者数が、04年は4698人、06年には6420人に増加したことが分かった。1993年末にツツガムシ病が法定伝染病に指定されて以来、患者数は実に25倍以上増加した。
ツツガムシ病は、主に9月以降、ツツガムシ菌に感染したツツガムシ(ダニの一種)の幼虫に刺されることにより感染する。10日間程度の潜伏期を経ると、突然高熱が発生し、目の充血、頭痛、筋肉痛、発疹などの症状が現れる。また、刺口がただれ、黒いかさぶたとなる場合もある。ツツガムシという名前は、ダニを意味する日本語(恙虫)に由来する。
サムスンソウル病院感染内科の白敬蘭(ペク・ギョンラン)教授は、「抗生物質で比較的容易に治療できるが、初期症状が風邪と似ているため、適切な治療を受けずにそのまま放置すると、心不全や肺炎で死亡する危険性もある。秋にひどい風邪の症状が現れ、虫に刺された所があったり発疹が出たりした場合には、直ちに病院で治療を受けたほうがよい」と話した。
疾病管理本部伝染病監視チームのパク・へギョン研究員は、ツツガムシ病患者が増加したことに対し、「最近、伝染病管理が強化され、患者が確実に報告されるようになった上、温暖化によりダニの活動期間が長くなったためと思われる」と話した。ツツガムシ病は、主に野山で畑仕事をする農夫や、農村に住む人たちが感染することが多かったが、最近では登山などアウトドア活動が活発になったことを受け、一般の患者も増えている。
ツツガムシ病を予防するには、ダニに刺されないよう長袖の服を着たり、靴下を履くなど皮膚の露出を最大限抑えなければならない。また秋に入り野外に出る際は、草地に直接座ったり、草むらで用を足したりすることは控えなければならない。
李智恵(イ・ジヘ)記者
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