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【コラム】受験戦争は人権問題(上)

 小学校の夏休みが数日前に終わった。

 夏休みが終わる1週間前から、子供たちは「早く学校に行きたい」と言い出した。理由は「友達に会えるし、塾に行かなくてもいいから」というのだ。楽しい夏休みが終わると、学校に行って教室の中で過ごさなければならない、と憂うつになっていたわれわれの幼い頃とは、まったく状況が異なるようだ。

 塾中心の教育となっているため、学校では逆に休息を取ることができ、学校に行かないときは誰もが塾に行くので、友達に会う時間もない、と母親たちが説明してくれた。

 学校の方が楽しいと感じるほどならば、塾や定期的に送られてくるテキストなどによる学習はいかにつらいものだろうかと考えると、子どもたちが哀れに思えてくる。特に関心を示していなかったが、振り返ってみると、夏休み中は日曜日の夜にも塾に行くといって重いかばんを持ち家を出ていた幼い娘のことが思い出された。

 数年前、小学校5年生の児童が、「ぼくも魚のように自由に生きて行きたい」という遺書を残して自殺するという衝撃的な事件が起こった。この児童は「大人のお父さんは2日で20時間働いて28時間休んでいるが、子どものぼくは27時間30分勉強して20時間30分休む。なぜ大人よりも子どものほうが自由時間が少ないのか分からない」と嘆いていた。

 しかし、時が経って状況は逆に悪化している。最近は夏休み中の中学・高校生を対象とする学習塾に、「カギかけクラス」というものがある。午前10時に塾に入ると、夜10時まで出てくることができない。夜になると、廊下で棒を持った監視員が目を光らせる。昼食と夕食は弁当だ。

李志勲(イ・ジフン)経済部次長待遇

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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