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P2P:ネットに占めるトラフィック量、最大90%に

 P2P(不特定多数のコンピュータが相互に接続され、直接ファイルなどの情報を送受信するインターネットの利用形態)ネットワークに使用されるソフトウエアのトラフィック量が、インターネット全体のトラフィック量の50%(昼間)から最大90%(夜間)を占めるという調査結果が出た。

 ドイツのネットワーク分析業者「アイポーク」が先月末にメディア宛てに公式配布した報道資料によると、現在ドイツにおけるP2Pのインターネット・トラフィックのシェアは全体の50%(昼間)で、最大90%(夜間)に上るという。

 このトラフィック量は、昨年10月に発表された2006年度の調査結果(30-70%)よりも、やや高まっている。「スカイプ」や「ジュースト」をはじめとするメディア・ストリーミング・サービスが相次いで登場したことで、P2Pのトラフィック量が急速に増していることが分かる。

 また、P2Pファイル共有ソフトのトラフィック量を高めている2大サービスは、「ビット・トレント」と「イードンキー」であることで分かった。昨年に続いて今年もビット・トレントが50-75%、イードンキーが5-50%に上った。このように、トラフィック量の割合が正確な数値で示されていないのは、調査対象地域によってネットユーザーの好みに違いが見られるためだ。

 P2P関連ソフトの中では、比較的トラフィック量が少ないとされているスカイプも、全トラフィック量の実に2%を占めた。また、ユーチューブなどメディア・ストリーミング・サービスが占めるトラフィック量の割合も急速に高まっていることが分かった。

 今回公開された「アイポーク2007P2P調査資料」は、今月末に米国マサチューセッツ工科大学(MIT)で開かれるエマージング・テクノロジー・コンファレンスを通じ具体的に公開される予定だ。

 しかし今回の調査結果は、エラコヤ・ネットワークスが北米地域を対象に最近行った調査の結果とは大きな開きを見せている。当時の資料では、P2Pファイル共有ソフトウエアによるトラフィック量は、北米全体のインターネット・トラフィックのわずか37%にすぎなかった。

 これとは別に、ウェブ・ブラウザーを通じたHTTP(ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル:ウェブ・ブラウザーとウェブサーバーの間でHTMLなどのコンテンツをやり取りする際に用いられる通信プロトコル)によるトラフィックは46%に上った。HTTPによるトラフィックのうち、ユーチューブなど動画ストリーミング・サービスの占める割合が最も高いことが分かった。このほか、「キャッシュ・ロジック」や「サンドバイン」などが公開した資料でも、P2Pのトラフィック量は40-60%を占めている。

ソ・ミョンドク記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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