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韓国、早ければ来年から右側歩行義務化へ

 韓国で早ければ来年ごろ、人にも自動車と同じく右側通行が義務付けられるかもしれない。

 建設交通部は4日、「人の左側通行が、身体的な特性や交通安全、国際慣例などに適さないという指摘があり、政府レベルで左側歩行に関する公式的な研究・検討に着手することを決めた」と発表した。韓国政府は3日、交通研究院に右側歩行の妥当性評価を目的とした研究を依頼した。この研究で、歩行方式を変更したほうが望ましいという結果が出た場合、来年から政府レベルで歩行方式の改善に向けた教育や広報活動を進める方針だという。

 この案が確定すれば、これまで約60年間にわたり韓国人の頭に刻まれ続けてきた「車は右、人は左」という公式が崩れることになり、当分の間少なからぬ混乱が予想される。

 右側歩行が適切だと見る側では、人間の90%以上が右利きであるため、右側に動く方が動きやすいという点を挙げている。また、交通事故の予防にも効果的だという。ソウル・松坡区庁も、こうした理由で7月に「右側歩行運動宣布式」を行った。

 韓国国内の回転ドアや仁川空港のような国際空港の乗降ゲート、一部地下鉄駅の改札口などは、右側歩行を基準として作られている。

 歴史的には、1905年の大韓帝国の規定に右側歩行が一般的な歩行形態として定められている。しかし1921年、朝鮮総督府は道路関連の規則を改正、人と車両すべてを日本と同じく左側通行するようにした。解放後の1946年、米軍政は車両の通行を右側に変更したが、人の通行に関してはそのまま左側とした。以後、1961年に韓国政府が「道路交通法」を制定する際、「歩道と車道の区別がない道路では、左側を通行しなければならない」と定めてからは、歩道でも車道でも左側歩行が慣習として定着したことが分かった。

 これに対し、道路交通安全管理公団のミョン・ミョヒ専任研究員は「現行法では、歩道と車道が区別されていない道路について左側歩行を義務付けている。こうした道路では自動車が右側を通行するため、歩行者は自動車と向き合える左側歩行をしたほうが安全だ」と話した。

キム・ジェゴン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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