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光州事件は5月18日? それとも8月15日?

問われる韓国の若者の「歴史認識」

 MBC放送の報道番組『PD手帳』は映画『華麗なる休暇』のヒットをきっかけに1980年5月18日に起きた光州民主化運動(光州事件=民主化を求める活動家・学生・市民らと韓国軍が衝突し、多数の死傷者を出した事件)を取り上げたが、「若い世代が現代史を知らなさすぎる」という声が多数上がっている。

 『PD手帳』は4日放送の「映画『華麗なる休暇』、その終わりなき物語」編で、光州民主化運動で犠牲になった人々の遺族の人生や、若い世代の反応などを伝えた。

 だが、番組に出演した若者たちは1980年5月18日の光州民主化運動と1945年8月15日の光復節(日本の植民地支配から解放された日=日本の終戦記念日)を混同するなど、現代史に関し知識がないことをさらけ出した。

 大学生らしき男性は「僕はよく知らないけど、全斗煥(チョン・ドゥファン)大統領についてよく言われていることだと思う。8月15日でしょ? 光州事件についてのことじゃないですか」と言った。それを聞いた彼の友人は「8月15日? 9月だろ。僕の知る限りでは…。違ったっけ?」と発言した。(正確には全斗煥氏は当時まだ大統領ではなかった)

 また「それ(光州民主化運動)について最近はあまり教わらない。特に、理工系の生徒は選択科目だから韓国史をあまり教わっていない」と言う人もいた。

 ある女性は「5月18日といえば戦争のようなこと…5月18日と聞くと、戦争という言葉が思い浮かぶ」と答えた。ほかの大学生たちも、5月18日といえば「全斗煥元大統領のことが思い浮かぶ」という反応が多かった。

 一方、1980年5月21日に全羅南道庁前で死亡したキ・ナムヨンさん(当時23歳)の息子、キ・グンさん(27)は「(光州事件犠牲者の)2世たちは“あのとき、(犠牲になった親たちが)行かなければ、あの場所にいなかったら”と何度も思った。“民主主義”“烈士”といわれるが、そう呼ばれなくてもいい。売国奴といわれてもいいから(父が)生きていてくれれば、と思う」と語った。

 放送後、ネットユーザーの間では「いったいどうして8月15日と5月18日を取り違えるのか。苦々しい思いだ」「韓国史を必修科目にすべき」という反応が多かった。

カン・ヨンス記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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