【社説】広大な盧武鉉タウンに国民は何を思うのか
「ウィークリー朝鮮(週刊朝鮮)」が報じたところによると、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が退任後に生活する目的で建設している慶尚南道金海市進永邑本山里ボンハ集落の私邸周辺に、盧大統領の当選以降、盧大統領の実兄夫妻や側近、大統領府の警護室が購入した住宅地や田畑、山林の面積が計3万989平方メートル(9374坪)に及ぶことが分かった。盧大統領の私邸の敷地である4290平方メートル(1297坪)を合わせると、計3万5279平方メートル(1万671坪)になり、もはや「盧武鉉タウン」と呼ぶにふさわしい規模だ。
大統領の私邸を囲むようにして土地を購入した人々はいずれも大統領と関係のある経済人たちだ。私邸のすぐ横の大統領の生家を購入した人物は、大統領の高校時代の同級生として知られる事業家で、私邸の裏山を買った人物は、大統領を資金面で支援してきた朴淵次(パク・ヨンチャ)氏の側近だ。私邸のそばにある大統領の義姉名義の広い土地には芝生が張り巡らされ、大統領の実兄がゴルフの練習をする姿が最近よく見掛けられている。その左手にある小さな貯水池のほとりにゴルフ練習場があり、そこから水に浮かぶゴルフボールを飛ばしているとの話だ。
盧大統領側は「ソウルに比べて土地が安い」と弁明するかも知れないが、これは価格の高い安いの問題ではない。盧大統領が引退後は故郷に戻って暮らすとの意向を表明した際、今もソウルに住む大統領経験者らを思い浮かべながら、新鮮な衝撃を受けた国民も少なくなかった。田舎で飾らない引退後の生活を過ごす大統領の姿を想像していた国民は、1万坪の「盧武鉉タウン」の出現などまったく予想していなかったはずだ。盧大統領が任期の間中、不動産問題の解決に執念を燃やしていたことを考えると、違和感を覚えざるを得ない。これまでの盧大統領の言動を考えたとき、いくら地方とはいえ、1万坪にもなる土地を「占拠」し、どの歴代大統領よりも広い1277平方メートル(386坪)の私邸を建設しているとの話に、国民は戸惑うしかない。
考えてみると、盧大統領は昨年、ノサモ(盧武鉉を愛する会)の会員らを大統領府に招いた際、「(われわれが)大統領府で焼き肉パーティーができなくなったときのために、故郷に広い庭を確保しておこうと思う」と語っていた。極端に偏った活動により、国民に嫌悪感を与えてきたノサモが、今後は1万坪の盧武鉉タウンに集まってパーティーを開くのだろうか。またそれを見て、国民はいったい何を思うだろうか。
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