韓国人の「幸せな社会生活を阻害する要因」とは
統計庁が11日発表
共働き主婦の夫は専業主婦の夫と比べて、どのくらい家事を手伝うのだろうか。
統計庁によると、共働き主婦の夫のほうがわずかに1分だけ多く、32分。また、共働き主婦の家事労働時間は3時間28分で、夫(32分)の6.5倍にも達することが分かった。
30-50代の女性就業者は昨年末現在639万人で、2000年より16.8%増加した。しかし、「家事は女性がするもの」という慣習には大きな変化がないというわけだ。
統計庁は、こうした「幸せな社会生活を阻害する要因」に関する統計をまとめ、11日に発表した。
◆テレビ・コンピューターに向き合う時間は会話時間の3倍
未婚の会社員イ某さん(30)は朝8時40分に出勤すると、まず社内のコンピューターシステムを開き、1日の仕事を始める。職場の同僚との会話はメッセンジャーで行い、実際に顔をつき合わせて話をするのは食事の時間だけだ。「2004年生活時間調査」によると、10歳以上の韓国国民が平日会話に費やす時間は49分で、テレビやコンピューターに向き合う時間(2時間34分)の3分の1に過ぎなかった。
◆ボランティア活動は10代だけ
韓国で最も多くボランティア活動を行う年代は? 答えは10代だ。統計庁の「2006年社会統計調査」によると、15-19歳のボランティア活動参加率は59.5%で最も高い。これは、ボランティア活動が高校入試や大学入試の内申点に反映されるからだ。一方、40代は13.9%、50代は12.4%に過ぎない。
◆1日10分以上を自己啓発に費やす人は100人中5人
統計庁の「2004年生活時間調査」によると、10歳以上の一般人(学生は除外)のうち、自己啓発のために1日10分以上学習する人の割合は5%に過ぎなかった。また1日平均10分以上読書をする人の割合も10%で、10人中1人にとどまっている。
◆労働時間は長いが労働生産性は低い
会計士のチェ某さん(34)の1日平均労働時間は11時間。法定労働時間は8時間だが、夜11-12時までの夜勤がほぼ習慣になっている。疲労がたまり、平日に家族と夕食を共にする回数も数えるほどしかない。
韓国の勤労者の年平均労働時間は、経済協力開発機構(OECD)国家の中で1位だ。しかし、労働生産性は23位にとどまっている。つまり労働時間は長いが効率は悪いというわけだ。
鄭恵全(チョン・ヘジョン)記者
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