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「韓国戦争は米国の帝国主義が出現した最初の戦争」

 「韓国戦争(朝鮮戦争)は米国の“傲慢で愚かな帝国主義”が出現した最初の戦争だった」

 米国のベトナム戦争への参戦に疑問を投げかけた報道で、1964年にピューリッツァー賞を受賞したニューヨーク・タイムズ紙のデイヴィッド・ハルバースタム元記者が韓国戦争について述べた『The Coldest Winter』が米国で出版された。

 ハルバースタム氏の同紙記者時代の同僚だったマックス・フランケル氏は22日、インターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙に寄稿した書評で「この本は英雄的な犠牲と勇気を示した兵士たちの姿と、傲慢で無能な政治指導者や指揮官たちの姿を見事に対比させている」と評した。

 この本でハルバースタム氏は、「韓国戦争は米国の国務長官の重大なミスに端を発し、慢心に満ちたダグラス・マッカーサーやトルーマン、スターリン、毛沢東、金日成(キム・イルソン)らの誤った判断の結果として起こったものだ」と記した。当時のディーン・アチソン米国務長官が「米国の“防衛ライン”から韓国を除外する」という失言をし、これに対しスターリンが米国の意図を見誤ったというわけだ。

 当時、米国の指導者たちは何の準備もできていなかった。韓国戦争がぼっ発した日、北朝鮮軍の「偵察」程度にしか思っていなかったマッカーサーは、その翌日には「韓半島(朝鮮半島)を全部失ってしまう」と慌てた。そして米国の指導者たちは、1949年の中国の共産化という苦い経験を繰り返さないために、すぐさま参戦を決めた。これについてハルバースタム氏は「当時、米国の指導者たちが何の準備もなく参戦を決めたことで、米国に史上最悪の災難をもたらした。一つの国が自らの力を過信し、傲慢になっている時に起きた出来事という点で、一つの教訓といえる」と評した。

 ハルバースタム氏はこのように、参戦の決定を下した当時の米国の傲慢な指導者たちを批判したが、その一方で参戦を決めたこと自体は非難しなかった。彼は本の最後に「われわれは正しいことをした。やるべきことをやったまでであり、それ以上でも以下でもなかった」という、韓国戦争に参戦した兵士たちの言葉を記したのだ。

 約40年の間に20冊の本を著したハルバースタム氏は今年4月、アメリカン・フットボールの元選手へのインタビューに向かう途中に交通事故に遭い、73歳の生涯を閉じた。そのわずか5日前に脱稿した『The Coldest Winter』は、彼の遺作となった。

崔賢黙(チェ・ヒョンムク)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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