韓国音楽業界、CD売り上げ激減でピンチ
CD販売枚数の激減で韓国音楽業界はピンチに陥っている。
韓国音楽産業協会が先日発表した2007年上半期のCD販売枚数集計結果によると、上半期に最も売れたCDはSG WANNA BEの4thアルバムで14万6789枚(CD+MC)だった。2位はEpik Highの4thアルバムで11万4505枚、3位はパク・ヒョシンの5thアルバムで6万1800枚だった。
これは、昨年上半期に23万3058枚でトップだったSG WANNA BEの3rdアルバムに比べ約37%少ない枚数だ。
また、昨年上半期のK-POP界は10万枚以上をセールスした歌手・グループが4組以上いたが、今年上半期は2組しかいない。昨年下半期に東方神起が3rdアルバムをリリースし、30万枚以上のセールスで善戦が期待されたが、以前の販売枚数に比べれば満足できる枚数とは言えない。
韓国音楽産業協会は約120の会員会社(CD制作・販売会社)から入手した資料をもとにCD販売枚数を集計する機関で、韓国で公的に信頼性を認められている。
05年、04年にさかのぼってみると、現在のK-POP界の暗い状況はいっそうはっきりする。05年上半期に最も売れたのはSG WANNA BEのCDで35万7093枚だった。このほか、BUZZ、チョ・ソンモ、ナオル、BIG MAMA、Teiらが10万枚以上のセールスを記録している。K-POP界最後の全盛期と言える04年はソテジの7thアルバムが上半期だけで47万 8975枚、シン・スンフン、コヨーテ、MC THE MAXも20万枚以上売れている。
こうした状況を受け、K-POP界関係者の間では「K-POP界は終わった」という言葉が公然と飛び交っている。多くのCD制作会社はコストに対し収益が見合わず、苦しい状況に追い込まれている。韓国音楽産業協会の会員会社現況を見ると、昨年に比べCD制作・販売会社は30社以上も減っていることが分かる。
このため、05年からK-POP界はデジタル音源という新たなアイテムを生み出した。デジタル音源制作は少ないコストで大きな利益を上げられることから、各レーベルの間で打開策として期待されている。現在、オンライン音楽サイトに掲載されている音源の30‐40%がデジタル音源だということを見ても、その効果はうかがい知ることができる。
こういった現状について音楽関係者は「ある時期からCDは単なる金もうけの手段になり、誠心誠意CDを作る人は少なくなってしまったようだ。最近のK-POP界には歌があふれているが、記憶に残る歌はない。K-POP界が不振に陥っているのは、おそらくこうした理由からではないかと心配になる」と話している。
イ・スンウ記者
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