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南北首脳会談:北朝鮮が「アリラン公演」にこだわる理由(上)

 盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が10月2日から4日まで北朝鮮・平壌で開かれる南北首脳会談期間中、北朝鮮の政治体制宣伝用マスゲーム・芸術公演が行われる「アリラン公演」を観覧することを決めたが、これをめぐり批判が巻き起こっている。盧大統領が観覧を決めたのは、北朝鮮側の要請によるものだ。北朝鮮はなぜこれほどアリラン公演にこだわっているのだろうか。北朝鮮の朝鮮中央テレビに勤務していたチャン・ヘソン氏(63)に聞いた。

―マスゲーム・芸術公演はいつから始まった?

 「1962年からだと思う。59年に故・金日成(キム・イルソン)主席と金正日(キム・ジョンイル)総書記が一緒にソ連を訪問したとき、10月革命称賛マスゲームがあった。それを取り入れたものだ。初期は3000人程度の規模だった」

―大規模に行われるようになった背景は?

 「72年、金日成主席の60回目の誕生日からマスゲームが労働党の業績称賛から偶像崇拝の手段に変わった。金日成主席の誕生日をいっそうアピールするため金総書記が宣伝に活用し、進化した」

―北朝鮮はアリラン公演で何を示そうとしているのか。

 「アリラン公演は“金日成民族”と“先軍政治”に重点を置いている。“金日成民族”は民族の100年史(金日成が生まれた“万景台ファミリー”を中心に見た北朝鮮の歴史)が金日成により行われたということを強調するものだ。そして金正日の後継者の伝統的正当性と偉大さを“先軍政治”の名で表現する。先軍の目標は武力統一だ。北朝鮮は“宣伝メディアを通じ伝えられるアリラン公演は核兵器よりも威力のある思想的武器”と強調している」

姜哲煥(カン・チョルファン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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