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南北首脳会談:白頭山観光の推進が可能に(上)

 今回の南北首脳会談により直ちに推進が可能となった対北朝鮮事業としては、白頭山観光と南浦・安辺造船地帯建設事業が挙げられる。  

 盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と金正日(キム・ジョンイル)総書記は4日、「白頭山の観光事業を開始し、ソウルとの直行便を運航する」ことに合意した。白頭山の観光事業は2005年7月、現代峨山と韓国観光公社が北朝鮮のアジア太平洋委員会と合意したものだ。当時双方は、同年末実際に試験的に観光を実施することを決め、観光公社は北朝鮮側の要請に従い、2回に分けて白頭山近くの三池淵空港の整備に必要なアスファルトなど50億ウォン(約6億3500万円)相当の物資を南北協力基金を通じて支援した。

 しかしその後、白頭山の観光事業には進展が見られなかった。三池淵空港補修工事が進まなかった上に、昨年は北朝鮮の核実験で南北関係に緊張が高まったことから、事実上推進が中断していたのだ。

 現代峨山は、今回の合意で北朝鮮の観光事業が再び活気を帯びることを期待している。白頭山を訪れる観光客は年間10万人で、金剛山の観光客(2006年で年間24万人)の40%ほどに達する上に、「民族の霊山」という点から多くの観光客が訪れると見込んでいる。

 さらに、北朝鮮を通じた白頭山の観光は中国を経由するよりもはるかに安く、競争力があるものと予想している。飛行時間は北朝鮮領空を通過するか西海岸を迂回するかによって変わってくるが、仁川-延吉の2時間30分よりも1時間から1時間30分ほど早くなる。空港から白頭山までの区間も北朝鮮周りがはるかに近い。また景色も北朝鮮側から見た白頭山南斜面の方が、中国側の北斜面よりも優れているとされている。

 現代峨山の関係者は「ソウル-白頭山の直行便が運航されれば中国を経由する必要がなくなるだろう。北朝鮮と協議し、観光を開始する時期を最大限早めることができるよう努力したい」と述べた。

 現代峨山は直ちに北朝鮮側の名勝地開発指導局との協議に入り、来年の夏ごろには本格的に観光事業に乗り出したい考えだ。

崔有植(チェ・ユシク)記者

金徳翰(キム・ドクハン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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