金剛山・橋崩壊事故:ずさんな管理体制が原因か(下)
◆危険標示板も見当たらず
金剛山観光施設の維持・補修・管理責任を行う、現代峨山側のずさんな管理が事故原因だと指摘されている。観光客たちは、登山客が特に多く訪れるコースに設置された吊り橋の人員が、わずか5-10人に制限されるというのは常識的にあり得ないことだと語った。
事故が発生した舞竜橋は、1998年に金剛山観光が始まる以前からあったが、現代峨山が2001年にほぼ新築に近い全面改修を行った。ケーブルを支える4本の鉄柱を除き、コンクリートの基礎や鋼鉄ケーブル、木材でできた足場などは、すべて韓国側から持ち込んだ資材で建設された。しかし、橋の入口には「5人以上が一度に渡ると危険」という内容の危険標示板がなかったことが分かった。また事故当時、安全要員が観光客らを直接引率していなかったことも明らかになった。
◆補償はどうなるのか
負傷者らは、最大1億ウォン(約1280万円)まで補償を受けられるものと思われる。
現代峨山は、金剛山や開城工業団地など北朝鮮地域を往来する顧客のため、現代海上火災の「南北韓住民往来保険」と「財産総合保険」に加入している。「住民往来保険」は、死亡・後遺傷害などの場合には最大1億ウォン、傷害の場合は最大1000万ウォン(約128万円)まで補償が可能だ。「財産総合保険」は、死亡・傷害に関係なく、1人当たり最大1億ウォンまで補償される。
現代峨山は負傷者のけがの程度を考慮し、2つの保険のうちメリットが多いほうで補償を行う方針だ。
◆所々に事故の危険性
金剛山登山コースのあちこちには事故の危険が潜んでいる。特に万物相入口へと上る鉄製のはしごの場合、傾斜が70度にも達するほど急であるが、はしごの足場が狭いため、足裏の3分の2しかかけることができず、大事故に至る危険性が高い。また、金剛山へ向かう道路も道幅が非常に狭く、小型観光バスが「曲芸運転」をする場合も多い。実際、今年7月には万物相入口へと上っていた観光バスがカーブで横転、公州大学の学生キム某さん(24)など6人が怪我をした。
崔有植(チェ・ユシク)記者
李性勲(イ・ソンフン)記者
ウォン・ジョンファン記者
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