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高句麗人の気風を取り戻すために立ち上がった老学者

(社)高句麗歴史文化保存会の李離和(イ・イファ)理事長が、京畿道九里市の事務室で高句麗歴史記念館の鳥瞰図を示し、建設計画を説明している。

 70歳の老学者が高句麗史探求運動の先鋒に立った。(社)高句麗歴史文化保存会理事長の歴史学者・李離和(イ・イファ)=70=氏。彼は高句麗の遺物を一カ所に集め開拓精神を思い出そうという「高句麗歴史記念館汎国民推進委員会」を発足させ、最近各界を相手に本格的な献金・募金運動を繰り広げている。

 「われわれが今再び高句麗を語るのは、失われた領土を取り戻そうというつもりなのではありません。大帝国を建設し、広い満州の原野を経営した高句麗人の精神と気風を取り戻そうということなのです」

 李離和氏は「その昔、高句麗人が一つ一つ集めた石で堅固な城壁を築き、隋・唐の侵略を防いだように、韓国国民の誠意が一つ二つと集まって高句麗歴史記念館を建設し、中国の歴史歪曲を防がなければなりません」と語った。

 李理事長の高句麗歴史文化保存会は、2011年までに国民からの献金330億ウォン(約41億円)を集め、京畿道九里市橋門洞の阿嵯山一帯に高句麗歴史記念館を作る予定だ。ここは高句麗・百済・新羅3国が漢江を間に挟んでしのぎを削った歴史の現場でもある。記念館は地下1階、地上2階、延べ床面積9396平方メートルの規模で、遺物を展示するだけでなく、広開土大王碑と高句麗古墳壁画などを完璧に再現し、高句麗の息吹を感じることができるように作り上げる。建物の姿は中国の吉林省集安市にある高句麗時代の墓「将軍塚」を手本として造られる。

 李理事長は、「中国は東北工程を通じ歴史を歪曲しますが、韓国政府は強く抗議もできずにいます。政府ができないのなら、国民が積極的に進み出なければなりません」と話した。

 「李明博(イ・ミョンバク)候補であろうと鄭東泳(チョン・ドンヨン)候補であろうと、誰が大統領になろうと、全国民的次元で高句麗の歴史を探る運動が燃え上がり続けるほかありませんよ。高句麗は政治的問題ではなく、民族の問題なのですから」

文・写真=安埈豪(アン・ジュノ)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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