携帯電話:サムスン電子「目指せ! 世界1位」
サムスン電子は携帯電話機事業で世界1位の座をつかむため、生産・マーケティングをはじめとする全部門でグローバル体制づくりを急いでいる。
サムスン電子幹部は6日、「今月から中国・広東省恵州で年産1800~2000万台を目標とする携帯電話工場の稼動が始まった」と語った。また、今年上半期から推進してきた年産1億台のベトナム携帯電話工場建設も追い込み段階に入ったという。サムスン電子は商品企画・マーケティング分野でも世界的な有名ブランドと相次ぎ提携するなど、巨大な海外市場を狙った戦略を続々と打ち出している。
◆グローバル生産体制へ
携帯電話事業を担当するサムスン電子情報通信総括は、今年から世界1位のノキアをとらえることを究極の目標に定めている。このため、生産と、企画・マーケティングという二つの面で国内市場から脱し、全世界を舞台に事業を展開する戦略を決めた。
まず生産面においては、今後の主力生産基地としてベトナムと中国を考えている。需要が増す一方の同地域の市場に対応し、さらに競争力のある価格で製品を売るには、生産原価を下げることが急務だ。このため、サムスン電子は2~3年以内にベトナムで約1億台、中国で約9000万台の携帯電話を生産する方針だ。サムスン電子関係者は「8月の組織改編に伴い、“グローバル製造チーム”を発足させたこともこうした戦略の一つ」と説明している。
今回の恵州工場稼動もこうした戦略の一環だ。ここはもともと、MP3プレーヤーを生産していた工場だったが、最近ライン転換を行い、年産2000万台の携帯電話工場に衣替えした。
中国内では、恵州ともう一つ、既存の天津工場が軸になっている。サムスン電子は現在、天津工場にラインを増設しているが、その結果生産規模を約7000万台まで増やす計画だ。
◆海外市場狙った商品企画、続々と打ち出す
サムスン電子は今年初め、中低価格の携帯電話販売が好調だったが、最近は有名ブランドとの提携により高級モデルの販売にも力を入れている。まず、中低価格市場攻略で台数を増やし生産単価を下げてから、高級モデルの販売により収益性を最大化するという戦略によるものだ。
このほど、イタリアの有名ファッションブランドであるアルマーニと契約を結び、今月中に「アルマーニホン」を発売することにしたのもこの流れだ。また先月、世界的なオーディオメーカーのバングアンドオルフセンと提携、高級携帯電話「セレナタ」を開発したのに続き、インターネット企業グーグルとも携帯電話を作ることになった。
こうした戦略の影響は徐々に数字に表れ始めている。今夏、中低価格携帯電話が多数売れたことから、1台当たりの平均販売単価は1-3月期の155ドル(約1万7780円)から4-6月期には148ドル(約1万6975円)まで下がったが、7-9月期には再び151ドル(約1万7320円)まで回復した。世界の市場ではモトローラを2四半期連続で退け、サムスン電子が2位の座を守った。大信証券のキム・ガンオ研究員は「まだ1位のノキアとの差は大きい。サムスン電子が実際に目標を達成できるかどうかはもう少し見守る必要がある」と話している。
卓相勲(タク・サンフン)記者
- 韓国の大企業、相次いで積極的投資へ
2008/10/07 10:27:09 - ドル資金難解消へ政府が全面攻勢 2008/10/07 08:22:15
- 現代自、2009年型アバンテ発売
2008/10/07 08:00:19 - 外国為替平衡基金、累積損失2兆円
2008/10/07 07:49:50 - 旧財経部の「でたらめ報告書」、国政監査で明らかに 2008/10/07 07:49:20
- 金融所得1億ウォン以上の納税者、昨年1万2000人 2008/10/07 07:48:31
- 韓国消費者の満足度指数、1位の企業は? 2008/10/07 07:48:07
- ウォン、1ドル=1269ウォン 2008/10/07 07:46:41
- 韓国総合株価指数、続落1358.75 2008/10/07 07:45:57
- ウォン安:日本車も欧州車も韓国で苦戦(下) 2008/10/06 12:04:17













前ページ
画面上へ










