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ソウル市、有害重金属検出のセメント使用抑制へ

 ソウル市は最近、産業廃棄物などをリサイクルして製造したセメントに、人体に有害な重金属が含まれているとの指摘を受け、有害なセメントの使用を抑制し、環境にやさしい建築資材を使用する方向に導く方針を打ち出した。

 ソウル市はこうした施策を進めるため、市場に流通しているセメントを一旦回収して分析作業を行い、有害物質が検出された場合は自主的に使用基準を定め、市とSH公社(ソウル市の宅地開発・住宅建設を行う政府系企業)が行う工事には安全なセメントを使うようにするとしている。また、民間企業が行う工事でも、環境アセスメントや建築審査などを通じて安全な資材を使うよう勧告していく方針だ。

 またソウル市は、マンションなど共同住宅の室内の空気中に含まれる、鉛・ヒ素・六価クロム・カドミウム・銅・水銀・アンチモンといった重金属についての分析作業も行う予定。特に「シックハウス症候群」の問題に関し、新築の共同住宅の壁紙・断熱材・接着剤・ペンキ・インテリアなどから検出される有害物質の管理を強化していく方針だ。このほか、冷暖房や換気設備を稼動させ、室内の空気を適正な水準にする「TAB」(Testing, Adjusting, Balancing)を、市の発注で行っている工事において試験的に行い、民間企業による建設工事にも応用できるようにしていくという。

崔洪烈(チェ・ホンリョル)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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