Print this Post Article Lists Back

中国四川省でパンダ移住大作戦

 中国のマスコット、ジャイアントパンダが集団移住させられることになった。新鮮な竹しか食べないパンダの食習慣がその理由だ。

 パンダは青々とした竹の葉やタケノコしか食べないことで知られる。全世界にいるジャイアントパンダのうち約半数が生息する中国四川省一帯では、竹が一斉に開花を始めた。竹は一般に60年に1回の割合で開花し、実を結んだ後で枯れてしまう。パンダは竹が花を付け、葉がしおれると、たとえ飢え死にしても竹を口にしようとしない。そこで、パンダの「食糧確保」が緊急課題として浮上した格好だ。

 中国の国営新華社通信によると、四川省林業庁野生動物保護局の楊旭イク副局長は「四川省の竹林2万4000平方キロで花が咲き始め、面積が広がっている。竹の花が咲かない地域にパンダを移動させるためのルートを確保する作業を進めている」と語った。

 パンダはこれまで、竹の花が咲き始めると自ら移動して生き残っていたが、人間がパンダの生息地を奪ったために、パンダが餌を探して移動するルートがふさがれ、パンダの生存が脅かされる状況だという。中国では1980年にも竹の花が咲き、餌不足でパンダ250頭が餓死している。

北京=李明振(イ・ミョンジン)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

このページのトップに戻る