Print this Post Article Lists Back

女子フィギュア:キム・ヨナ、シーズン無敗への挑戦

 キム・ヨナ(17)=軍浦スリ高=は恐るべき選手だ。先週ISU(国際スケート連盟)フィギュアグランプリ第3戦でのフリー演技で、3回転ジャンプを7回試みた。4分の演技後半からは1度だけ1回転としたが、残りの連続ジャンプはきれいに成功させた。その結果フリー演技では個人最高となる122.36点を獲得して優勝した。

 昨シーズンのフリー演技では、3回転ジャンプを最大で6回行い平均で5回ほど成功していたが、シニアへのデビュー後2回目の大会となる今大会では7回へと増やした。ダブルアクセル(2回転半)を3回から2回へと減らし、昨シーズンは実戦で使わなかったトリプルループも含めた。

 キム・ヨナは15日ソウルの蚕室ロッテワールド・アイスリンクで開催されたマスコミとの会見で、「(トリプルループが)できないわけではないが、これまで本番や練習で失敗が多く自信がなかった。今回は結果に関係なくやってみようと思った」と述べた。これまでは得意な技だけで世界トップレベルの力を維持できたが、選手としてさらに成長するためにはより困難な技術にも挑戦して克服しようとする意欲を示した。

 この結果キム・ヨナは一つのプログラムにフリップ・トーループ・ルッツ・サルコー・ループのトリプル5を行うことになった。とりわけ難易度の高い連続ジャンプの能力には優れている。グランプリ第2戦で優勝(177.66)した日本の浅田真央のフリー演技では、トリプルジャンプがフリップ、ループ、ルッツだけだった。それでもスケート靴の外側エッジでジャンプしなければならないルッツをフリップのように内側エッジでジャンプして減点された。16日から18日にパリで開催される第4戦では得意のトリプルアクセル(3回転半)を成功させたとしても、第2戦よりも得点が大きく上がる可能性は低い。

 一方第3戦で180.66点というシーズン最高得点で優勝したキム・ヨナは、プログラムのレベルと実力から見れば、少なくとも15点は点数を上乗せする可能性が高い。シーズン無敗に挑戦するキム・ヨナは、22日から25日にモスクワで開催されるグランプリ第5戦出場のために19日にソウルを出発する。

成鎮赫(ソン・ジンヒョク)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
このページのトップに戻る