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物価:ソウル・NY文化費比較(下)

【特集】韓国の物価はなぜ高いのか(8)

 コンサートはどうだろうか。8月中旬にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われた世界的なヒップホップ・シンガー、ジャスティン・ティンバーレイクのコンサートで1番いい席のチケットは155.5ドル(14万2531ウォン)だった。

 だが、韓国を代表する歌手Rainが昨年末、ソウルオリンピック公園体操競技場で開催した「Rain ワールドツアー in Seoul」のチケットで最も高いものは17万6000ウォンだった。韓国のほうが3万ウォンも高いのだ。6月に同じ場所で開かれた米国のポップスター、クリスティーナ・アギレラの来韓公演も同様の値段だった。

 金起勲特派員はニューヨークに滞在したこの2年間、よく子どもたちを連れてマンハッタンの博物館や展示館を訪れた。世界3大博物館のメトロポリタン博物館は無料同然だ。「寄付基金を20ドルお願いします」という文が掲示されているが、25セント(約230ウォン)銅貨1つだけでも何も言われない。

 マンハッタンの南にあるソーホー地区の由緒ある展示館も、慈善団体からの支援を受けて無料で運営されている。一方、ソウル市竜山にある国立中央博物館は入場料2000ウォンが必要だ。

◆映画はソウルのほうが3000ウォン安い

 美術展示会はニューヨークのほうが高かった。ソウル市立美術館で先月開かれた「光の画家モネ展」は大人1万ウォンだった。

 ニューヨーク現代美術館(MoMA)で開かれた「パブロ・ピカソ展」はそれより約8000ウォン高い20ドル(1万8332ウォン)だった。しかし、MoMAではパブロ・ピカソ展のほかにもさまざまな世界的レベルの展示会を同時に見ることができた。また、毎週金曜日午後4~8時は企業(流通企業「ターゲット」)の後援により無料で公開される。

 ニューヨーク最高のジャズクラブ「ブルー・ノート」は入場料30‐45ドル(2万7498‐4万1247ウォン)を払わなければならない。必ず食事をしなければならないというわけではないが、多くの人々が6‐7ドルのビールを飲んだり、サンドイッチなどの軽食を楽しむ。

 韓国でトップのジャズ・バーとして知られるソウル市江南区清潭洞の「ワンス・イン・ア・ブルームーン」は入場料がなく1万4000‐1万5000ウォンのビール・カクテル1杯を注文すればいい。ソウルの勝ちだ。ただ、ニューヨークのブルー・ノートでは世界的なジャズの巨匠チャーリー・ヘイデンらそうそうたるジャズ・プレーヤーによる音楽を目の前で聞くことができる。

 ちなみに、映画料金もソウルの勝ちだ。ソウルCGVの平日入場料は7000ウォンだが、ニューヨークの映画チェーンAMCは11ドル(1万 83ウォン)する。

ニューヨーク=金起勲(キム・ギフン)特派員

ソウル=鄭恵全(チョン・へジョン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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