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【社説】低迷する大卒者の就職率(上)

 今年四年制大学を卒業した人のうち、正社員として就職した人は48.7%にとどまった。大卒者の二人に一人が、卒業と同時に無職者になったり、非正規社員として職場を転々としたりといった境遇に追い込まれている。20代の非正規職では平均月給が88万ウォン(約10万6400円)にとどまっていることから、若者の間では「88万ウォンの人生」という言葉がはやっている。やむを得ずそうした不安定な職に就かざるを得ない若者にとって、大学卒業は希望に満ちた船出どころか、終わりの見えない暗いトンネルの始まりと感じられることだろう。

 教育部は先日、今年の大学卒業者27万8000人のうち、大学院進学者や軍入隊者を除く24万7000人を対象とした就職実態調査の結果を発表した。非正規職を加えた場合、4年生大学を卒業した人の就職率は昨年の67.3%から少し上昇して68%となった。だが正社員としての就職率は昨年の49.2%からむしろやや低下し48.7%を記録し、非正規職としての就職率は16.7%から17.9%と上昇した。非正規職の「大卒88万ウォン世代」が増加したのは、韓国経済が雇用を創出する活力を失ったからだ。

 非正規社員の問題だけではない。近年、大学を卒業したにもかかわらず、それを隠して高卒枠で大企業の生産職に就こうとする人が後を絶たないという。1970-80年代には労働運動に身を投じるために、「偽装就職」する例が後を絶たなかった。しかし今の現象からは、何とかして社会のすき間に滑り込もうという悲壮な覚悟が感じられる。こうした若者の中には、大学を卒業したことを伏せて入社したものの、後になって大卒だったことが明るみに出て、職場を追われるケースもある。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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