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【社説】南北の命運を分けた60年前の政府樹立(下)

 またこうした違いには、「自由の存在」と「自由の欠如」も大きく関係している。北朝鮮の失敗は、自由が単なる政治的スローガンではなく、国が持つべき基本的な資質であることを再確認させてくれる。

 だが現在、南北の運命が分かれることになった1948年8月15日と9月9日に対する南北政府の姿勢は大きく異なっている。北朝鮮は9月9日を国の祝日とし、大々的に祝っているが、韓国では同じく8月15日である光復節(植民地統治からの解放を祝う日)の陰に隠れ、その日が建国記念日であることすら忘れ去られようとしている。

 今年8月に本紙が世論調査を行ったところ、「大韓民国の建国記念日を知っているか」という質問に、「知っている」と答えた人は全体の32%に過ぎなかった。盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は建国の歴史について「正義が敗れ、機会主義がのさばってきた時期」と規定し、左派勢力は「左右合作」による統一政府を樹立できなかった歴史的な失敗という理念的な解釈を前面に打ち出し、建国の意義をおとしめようとしている。

 来年8月に行われる60周年記念行事は、大韓民国建国の歴史的意義を再確認し、建国の功労者らに対する再評価を行う契機とすべきだ。そしてわれわれの大切な財産である自由と市場経済を土台とし、その日を統一の道を歩んでいく出発点としなければならない。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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