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スパコンが韓国に1台しかない理由(上)

 「IT大国」を標榜する韓国には、スーパーコンピューター(スパコン)を活用する分野がないというのか。全世界のスパコンを対象に性能レベル上位500台の順位を半年ごとにまとめている専門ウェブサイト「トップ500」(www.top500.org )が今月12日に発表した最新ランキングを見ると、そう誤解する以外にない。

 ランキング1位は米ローレンス・リバーモア国立研究所に設置された「IBMブルージン/L」で、1秒間に478.2テラフロップス(478兆2000億回の浮動小数点数演算が可能)の性能を備える。

◆遅れた韓国のスパコン事情

 国・地域別の保有台数ランキングでは、米国が284台で不動の1位。欧州が149台で続いた。アジアでは日本が20台、台湾が11台、中国が10台、インドが9台だが、韓国には1台しかない。この1台が72位に入った気象庁の「クレイX1E」で、最近その性能をめぐり論議があったことは記憶に新しい。

 世界のスパコン上位10台を見ると、米国7台、ドイツ、インド、スウェーデンが各1台だ。韓国は2001年、スパコン上位500台に16台がランクインしたのをはじめ、常に10台前後が順位に入っており、台数でも世界10位圏内を維持していた。しかし、昨年から中国やインドなどが攻撃的な投資を行い、韓国は10位圏外に追いやられた。韓国の上位500台へのランクインは昨年6月が4台、同年11月が6台、今年6月が5台となり、今回の調査ではわずか1台まで落ち込んだ。昨年6月に性能レベルで14位だった気象庁のスパコン(処理能力15.7テラフロップス)は72位に順位を落とした。

世界のスーパーコンピューター調査で500位中72位に入った韓国気象庁の「クレイX1E」。既に生産が中止されたモデルだ。/写真提供=クレイ本社
 

ソ・ミョンドク記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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