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「日本の若者の活字離れは文化の崩壊を予言」

岩波書店元社長・大塚信一氏が来韓

 日本最大手の学術出版社・岩波書店に40年間勤務し、うち6年間は社長を務めたベテラン編集者・大塚信一氏(68)が来韓した。大塚氏は2003年に社長を退いた後、新聞社・出版社関係者と活字文化推進委員会を設立、児童・生徒の朝読書や子ども読書奨励運動に携わっている。

 大塚氏は「“考える力を抹殺するテレビやインターネットは何としてでも子どもに近付けてはならない”というノンフィクション作家・柳田邦男氏の主張に全面的に共感する」と語った。

 「携帯電話・インターネット・テレビに取りつかれた日本の若者の活字離れ現象は、文化の崩壊を予言するもの。このような没落の道を韓国が辿らないことを望んでいる」 

 大塚氏は40年間にわたる編集者としての経験を書き綴った『理想の出版を求めて』(ハンギル社)の韓国出版に合わせ、28日に懇談会を開いた。同書には「パンツのゴムを買ってきて」と作家に言われ、町をさまよった「小僧」時代のエピソード、日本人大学助教授の情報まで要求してくる英オックスフォード大学出版部の緻密な仕事ぶりなどを綴っている。

 大塚氏は「出版の本領は人類の知的な遺産を伝達・継承・発展させることにある。金儲けだけを考える出版社、自己啓発・財テク書ばかりを求める一般大衆など、最近の風潮が心配だ」と語った。

文・写真=パク・ヨンソク記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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