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米国は高級化、アジアは低価格化で臨む現代・起亜自(上)

 「世界最大の自動車市場である米国は高級化で、好みが分かれるヨーロッパ市場はローカリゼーション(現地化)で、アジア発展途上国市場は低価格化で、勝負をかける」

 現代・起亜自動車が世界3大市場である米国、ヨーロッパ、アジア(中国とインド)市場の攻略に向け、それぞれの戦略を打ち出した。各市場を代表する都市に生産工場を建設するのはもちろんのこと、市場を細分化し、各地域にふさわしい「カスタマイズ型」の戦略を繰り広げているのだ。

来年の米国高級車市場をターゲットにした現代「ジェネシス」/写真提供=現代・起亜自動車

◆米国ではプレミアム市場に挑戦

 世界自動車市場の先行きを占う米国市場は、世界の自動車メーカーにとって避けては通れない重要拠点となっている。現代自はこれまで安くて経済的な車を投入し、同市場を攻略してきた。しかし、すでにグローバル企業としての成長を遂げた現代自としては、これ以上「安くて性能の優れたブランド」といったイメージに頼ってばかりもいられない。

 米国市場での中心的戦略は、何と言っても「高級化」だ。アラバマ工場で生産されるサンタフェやソナタを通じてブランド・イメージを引き上げた後、グレンジャー(輸出名アジェラ)やベラクルズなどの高級車種で勝負に出るというのが狙いだ。今年、米国市場で発売されたベラクルズは、これまで現代自が同市場で発売してきた車種の中で初めて1台当たり3万ドル(約372万円)の大台を突破した。

 しかし、現代自の高級化戦略の中心は、やはり来年発売されるラグジュアリー・セダンの「ジェネシス」といえる。現代自が手掛けた初の後輪駆動モデルであるジェネシスの性能とデザインは、すでに専門家たちの間で多くの好評を得ている。

 現代自の関係者は「ジェネシスは、BMW 5シリーズをベンチマークして開発したモデルで、米国で現代自の名声をレクサスやBMWのような高級車ブランドにまで引き上げる役目を果たすだろう」と期待している。

宋東勲(ソン・ドンフン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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