フィギュア:キム・ヨナ、「演技時間3秒延長」の秘密
キム・ヨナ(17)が、先週末に行われたグランプリファイナルのフリースケーティングで転倒しながらも、最少失点に抑えることができた理由は、「演技時間」の延長にあった。
キム・ヨナのフリースケーティング・プログラムの構成要素13種のうち、6番目はダブルアクセル(2回転半)とトリプルトーループ(3回転)の連続ジャンプで、基礎点は7.5点。グランプリの第3回大会と第5回大会では、同ジャンプに入る時点でのタイムが1分58秒だった。
ファイナルを準備したコーチのブライアン・オーサー氏は、選手が演技を始めてから2分後に行うジャンプは基礎点が1.1倍になるという規定に着目。演技時間を多少伸ばしたのだ。これまでの大会ではスタートから最初の3秒間は両手を合わせ、じっと立っているだけだったキム・ヨナは、ファイナルではスタートと同時に頭をゆっくりと上げながら3秒を送った後、これまでの順序に合わせて演技に入った。
その結果、ダブルアクセルとトリプルトーループのコンビネーションに入った瞬間のタイムは1分58秒ではなく、2分1秒となり、審判のモニターには自動的に7.5点ではなく、8.25点(7.5点×1.1)が基礎点として表示された。さらにキム・ヨナは追加で1.60点を稼ぎ、計9.85点をマークした。第5戦では同じ要素で8.70点(基本7.5点+追加で1.2点)を獲得していたため、「3秒調整」で1.15点アップしたことになる。演技時間は以前より3秒ほど長くなり、4分9秒となったものの、持ち時間(3分50秒-4分10秒)はしっかりと守った。
大韓氷上連盟のイ・チサン副会長は「オーサー氏は来年の世界選手権に備え、プログラムの構成点をさらに高められるよう計画を立てている」という。200点突破はもはや時間の問題だ。
成鎮赫(ソン・ジンヒョク)記者
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