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【コラム】韓国が日本に追いつく日(下)

 その原因にはいろいろな要素が絡んでいるが、1番重要なのはやはり「豊かさ」ではないだろうか。日本が身長でリードした70年代は、60年代の高度成長期に食べずに蓄積してきた「国の富」を足掛かりに、輸入を自由化した時期だ。韓国の90年代もそうだった。71年7月、東京・銀座にオープンした日本マクドナルド第1号店、17年後の88年3月にソウル市江南区狎鴎亭洞にオープンした韓国マクドナルド第1号店は、そうした豊かさの訪れのシンボルだ。韓日両国とも、マクドナルドが進出したころに牛肉、ハム・ソーセージ、バター、牛乳が大衆食になった。豊かさが韓国人の成長遺伝子を刺激したのだ。

 韓国人の強い遺伝子は、韓国より日本で簡単に見つけられる。激しい社会的な差別や数での劣勢にもかかわらず、経済界や文化界などあちこちに進出している在日韓国人は、韓国人の遺伝子が、環境さえ整えばいくらでも能力を発揮できることを示す、「生きた証し」といえる。強制連行された韓国の陶工たちが日本で芸術に対する究極の精神を発揮した歴史も、遺伝子と環境の相関関係を見事に立証している。

 数十年間眠っていた韓国人の成長遺伝子を目覚めさせたのは豊かさだった。目覚めた遺伝子はわずか数年で、韓国の若者を日本の若者より大きくした。では、韓国を先進国にする韓国人の隠れた遺伝子は、どのような環境で目覚めるのだろうか。それは言うまでもなく、国民や企業が気兼ねなく仕事に専念できるよう、日本並みの社会秩序を確保することだ。自由化であれ、法治であれ、福祉であれ、開放であれ、それを築き上げる義務はもちろん、政府にある。

 2008年は韓国が日本に追いつく「元年」として歴史に残る可能性が高い。なぜなら国民が政府を変えたからだ。

東京=鮮于鉦(ソンウ・ジョン)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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