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【社説】退陣目前の盧大統領と内閣の姿勢(下)

 同じく総選挙への出馬を予定しているイ・ヨンソプ建設交通部長官は、建設交通部が政権引き継ぎ委員会に業務報告を行った日に、自身の出版記念会を開いた。李相洙(イ・サンス)労働部長官は記者懇談会で総選挙への出馬を表明するとともに、ほかの政治家に対する非難まで行った。

 大統領がきちんとしたリーダーシップを発揮していたなら、いくら任期が残り1カ月となろうとも、こうした状況にはならなかったはずだ。だが盧大統領はむしろ「出馬する長官はいつでも自由に辞表を出して準備を始めてもよい」とし、免罪符を与えてしまった。現在、政治的関心が選挙区の方に移ってしまっている長官の数は、5-6人に達するという。これらの人々は、近く一斉に辞表を出すと予想されている。

 盧大統領は大統領府の経済対策会議の席で、開始早々「こんなものやったところで無意味」と発言した。そうした発言を耳にして、いったいどの長官が最後まで最善を尽くそうと考えるだろうか。盧大統領はどういう考えなのか、国家情報院の院長としての資格や権威を喪失した金万福(キム・マンボク)院長の辞表を受理しないでいる。

 韓米自由貿易協定(FTA)は盧大統領が自身の業績の一つとしてきたものだ。そのFTAも2月に国会で批准されなければ、つまずいてしまう可能性がある。それにもかかわらず盧大統領が国会議員に協力を要請したといった話は聞こえてこない。また次期政権に対しては、政府組織法が改正されても拒否権を発動する可能性を示唆している。

 退陣前の政権に、うら寂しさがつきまとうのは当然のことだ。そのむなしさや寂しさを抑え、最後まで最善を尽くして潔い去り際を見せてこそ、尊敬すべき公職者と言える。2月25日には盧大統領や長官の皆が、堂々と、晴れ晴れしい気分で政権を畳み、政府を後にできることを願いたい。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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