Print this Post Article Lists Back

サムスン物産、新潟の明道メタルを買収

 サムスングループの商社部門、サムスン物産は24日、ステンレス加工メーカーの明道メタル(新潟県燕市)の全株式をファンド運営会社のフェニックス・キャピタル(東京都千代田区)から取得したと発表した。

 サムスン物産は、鉄鋼製品を日本などから調達し韓国に輸入する事業を展開しており、特に自動車関連部品や電子機器部品への需要が拡大しているステンレス精密材の生産体制構築を目指していた。明道メタルにとっては、サムスン物産の世界的な販売・生産体制を活用した事業拡大が可能となる。

 明道メタルは、自動車、IT産業、医療機器などの部品素材用の精密材を年1万5000トン生産しているほか、年間5万トン規模の精密材コイルセンターを保有するステンレス精密材圧延メーカー。特に注射器用針は日本で市場シェアが1位。サムスン物産とは1989年から取引関係にあった。

 サムスン物産の宋昌植(ソン・チャンシク)専務は、「明道メタルとの最大限のシナジー(相乗効果)を追求し、両社の企業価値のさらなる向上に努めていく」と述べた。

 明道メタルの梁取新一社長は、「サムスン物産とは、以前から材料仕入先としての長く良好な関係にあり、(買収は)価値や競争力などが高く評価された結果だと考えている」とコメントした。

東京=宮城英二通信員

朝鮮日報日本語版

このページのトップに戻る