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核問題:北朝鮮、無能力化作業の速度を調整中

 北朝鮮が無能力化作業を行っている寧辺の核施設で、核燃料棒を取り出す数が1日30本へと減らされていることが27日明らかになった。これは、無能力化・核開発リスト提出の見返りとして行われている重油支援が遅れていることから、北朝鮮当局が「無能力化速度調節」として打ち出した方針によるものとみられている。

 ある外交消息筋はこの事実を認め、「無能力化の完了は当初予定されていた2月から3月初めよりも1カ月か2カ月ほど遅れる可能性がある」「昨年12月初めから始まった燃料棒の除去は、技術面・安全面などの問題を考慮して1日に100本ほどの処理が可能と予想されていたが、北朝鮮が今月初めから作業のスピードを遅らせているようだ」と述べた。北朝鮮外務省が「行動対行動の原則に沿って無能力化作業の速度を調節している」と発表したのは今月4日だ。現在、北朝鮮が何本の燃料棒を取り除いたのかは明らかではない、と外交消息筋は語った。

 日本の共同通信もこの日、「寧辺の5メガワット級原子炉からの燃料棒抜き取りは当初、約7800本を100日間で完了させることで合意していたが、今年に入って1日約40本になった。最近、さらに1日約30本にまでペースダウンしている」と報じた。

 一方「重油100万トン相当」の支援については、これまで20万トンが引き渡されたという。韓国、米国、中国、ロシアがそれぞれ重油を5万トンずつ送り、韓国が重油1万トン相当の鉄鋼を支援した。韓国政府当局者は、「(重油支援は)今年の初めまでに30万トン以上は行われると予想していたが、予定よりも遅れている。各国の事情もあり、早くても6月末にならないと終わりそうにない」と語った。

任敏赫(イム・ミンヒョク)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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